本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784476180091
作品紹介・あらすじ
世界最大の叙事詩が、古代インドより甦る。英語で平易に語り直された107の物語が描くバーラタ王朝の争い。数奇な運命の下に生まれた同族の2家族、パーンドゥ家とクル家。パーンドゥ家の兄弟は、骰子勝負でクル家の兄弟に敗れ、13年間国外追放の憂き目にあう。(レグルス文庫版をハードカバーの第三文明選書として復刊)
感想・レビュー・書評
-
インド神話として有名だけど、話を全然知らなかったので読んでみた。お話形式になっているので読みやすい。
何回読んでも5人兄弟で1人の妻を共有する五夫一妻制、驚きがすごい。男性がたくさんの妻を持つパターンは世界各地で多いけど、女性がたくさんの夫を持つのは珍しい。
力持ちのビーマが、肩に母親、背中に双子の弟2人を乗せ、両腕で1人ずつ弟を支える描写もよくわからず図にまで起こして考えた。
ざっくりパーンダヴァ五兄弟が善性、カウラヴァが悪性かなと思ってたけど。一緒に暮らしていた子供の頃にパーンダヴァのビーマがカウラヴァ兄弟をいじめるから恨んでいる事やカルナが技でアルジュナ を破りまくったら「身分が〜」と文句をつけるパーンダヴァに対して、すぐに「カルナに国を与える!」と身分問題を解決してみせたドゥルヨーダナがカルナと友情があるの解る!
まあドゥルヨーダナも賽子賭博で善良な第一王子に根こそぎやったりしてるので悪いのは間違いない。どちらも醜い部分を持っているのが面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示