くらやみでもへっちゃら (かがくだいすき)

著者 :
  • 大日本図書
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784477010809

感想・レビュー・書評

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  • のみもの、おかし、おとうさんの整髪料、おかあさんの香水、かいちゅう電灯、手かがみ、などをよういして、夜、あかりをけしたいえのなかのじっけん。 (日本図書館協会)

    夜でも明るくなった現代日本。暗闇はこわいもの? でも暗闇のレッスンをすれば,五感がとぎすまされて,こわくなくなってくる。 (日本児童図書出版協会)

    『あなたもブックトーク』京都ブックトークの会にて紹介:(p.32 井口由美子さん、対照は小学3年生、テーマは「みえるってどんなこと?みえないってどんなこと?)
    「あるはずのものが見えなくなるのは暗闇。この本には、家族で部屋を真っ暗にして暗闇体験の実験をした様子が紹介されています。例えば、真っ暗にすると耳が敏感になり冷蔵庫の音のように普段は聞き逃している音が聞こえてくるようです。さらに、舌や鼻も敏感になってくるといい、その実験の様子も書いてあります。どうやら目以外の感覚が鋭くなっていくようです。」

  • 暗闇で、五感がびんかんになるところが面白かったです。

  • 灯りを消して五感を研ぎ澄ましてみることを提案。
    世界にはろうそくや月の灯りだけで夜を過ごす人もいることを紹介。
    電気に頼り、夜も煌々と明るい今の生活をちょっと見直すきっかけに。

  • 大日本図書の「かがくだいすき」のシリーズ

    最近、わたしたちの生活から暗闇が消えてしまったようです。
    街灯がくまなく道を照らし、24時間営業しているお店も珍しくありません。
    生活は、昔とくらべることができないほど、便利で安全になりました。
    しかし、明るくなった生活で、失ったものも多いのではないでしょうか。
    その代表的なのが人間の五感です。

    節電で、街の灯が消えたことへの不満も耳にするが、不便によって自分自身を鍛えられることもあると思うし、電気から解放された生活を楽しみながら挑戦してみたいと思う。と、PCに打ちこんでいる私・・・笑

    日本の夜のお祭り
    くらやみ祭り 東京都府中市 毎年5月5日
    秩父夜祭 毎年12月3日
    高山祭・夜祭 岐阜県高山市 毎年4月14日

    エチオピア高地 いろりを囲んで家族でおしゃべり
    アメリカ先住民 ひとつの小屋をまっくらにしてあつい水蒸気でいっぱいにする。汗をかきながら、太鼓をたたき神様へのかんしゃや村の歴史の歌をうたうんだ。
    フィリピン 山道を歩くときは懐中電灯を使わない。
    ラオス ホタルの木 ピー(精霊)の頭だと思われている

  • ずらーっと並べた中でこれ読んで!とリクエストが必ず出る本。
    前半はくらやみでする簡単な実験、後半はくらやみの世界についての考察。
    暗いところ怖い人、と聞くと案外皆素直に手を上げる、
    怖いけど興味があるから覗いてみたいと思う三、四年生向き。
    個人的に読んであげるならもう少し下の年齢でも。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。写真家

「2011年 『TSUNAMI3・11』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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