投資信託にだまされるな! 本当に正しい投信の使い方

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478000243

感想・レビュー・書評

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  • 古いという点も含めて、
    まったく読む価値のない一冊だった。


    学ぶこと、真新しいことは何もなかった。

  • 投資信託の販売をするものとして、ずっと気になっていた一冊。

    基本的には、ご指摘の通り、といったところ。
    広告で顧客心理をくすぐっている点や、手数料が高い点。

    窓口での販売には、窓口なりの価値もあるはずです。
    それは金融商品に限らず、営業とは何かを問われるものですよね。

    銀行でだまされた!とならないために読んでおく、というスタンスであればいいかもしれません。

  • 今までは読んでもすべて記憶に残らなかったけど今回は一部検討事項となった。

  • 金融機関の窓口で薦められた投信を買うな、投信を買うならインデックスファンドを買え、と述べている本。
    分かりやすくはあるが、初心者の人が読むにはいきなり難しい箇所があり、そのような方には第1章よりも第2章から読むほうが良いだろう。
    最新の投資理論では、アクティブファンドよりも、インデックスファンドの方が優れているとされている、という記述があるが、たまたま失敗したアクティブファンドばかりが世にはびこっているだけであって、それだけ良いアクティブファンドを選ぶのは至難の業であり、インデックス投資がパッシブ運用と言われるように消極的な運用以外の何ものでもないことであると捉えなければならない点ではないかと思う。
    いずれにしろ現状分散投資してもどれも運用が振るわないため、過去の経験則から得られた長期分散投資も効果があると言えない状態であるため、ここで提唱されている分散投資をすれば万全と言えるものでもない。
    自分が投信を販売していた時にも、コストに拘る人は時々いたが、分配金を出す商品の場合、分配金は受け取らずに最投資する方が運用効率が良い、と説明しても再投資型を選ぶ人というのは少なかった。
    最近下火になってきている分配型投資信託ではあるが、あまり深く考えずに分配型投資信託を保有している人は読んでみて自分の投資スタイルに合っているかどうか検討し直すと良いだろう。

  • 投資信託の初心者向けに買ってよい商品、悪い商品の選び方を分かりやすく解説。手数料が安いネット証券でインデックスファンドを柱とした資産分散投信を行うのがベスト。

  • 著者の竹川美奈子さんは女性です。
    だからと言うわけではないが1・2章にて国内の92%強にも及ぶ価値のない投信を避けていますが
    女性特有に持つ優しさやしなやかさを感じて受け入れること(読むこと)に抵抗感はないですね。
    そして3章以降から僅かにある購入するべきファンドを紹介していきますが

    口座を複数持つのが嫌でひとつにまとめたい場合や

    ネット証券に抵抗のある人の場合

    外国債券インデックスでは最良はないけれど妥協案としての代替品の紹介

    このあたりは共感できます。そもそもすべてが完璧に思える証券会社なんて見たことないので・・・。
    この本でもったいないと思えるのがメインタイトルで、少々刺激的すませんかね?
    内容に沿わすならばサブタイトルの「本当に正しい投信の使い方」をメインに持ってくる方が正しいと思う
    内容は5つ星ですが名は体を表すとよく言うもので
    タイトルに星1つケチが残ります。

  • 投信積み立ての具体的な内容を知れる本。

  • よく聞く、「毎月5万円積み立てて、6%で運用した場合、30年後には○○○○万円になります」的なことが書かれているが、「毎月5万円積み立て」「6%で運用できるのか?」といったあたりが自分にとってはまだ自信がない・・・。

    分散+積立の投信が原則であるが、6%運用するには、選んだ投信自体が平均して6%成長していかないといけない。でも、投信の実績を見る限り、そうには思えない。
    結局、株への直接投資と同じように、市場や投信を見抜く力を身につけないといけないということで腑に落ちた。

    ”金儲けに近道はない”


    2010年の本なので少し情報が古いかもしれないが、参考になる部分も多い。

    =====
    ・毎月分配型投信は運用効率が落ちる
    ・通貨選択型投信は高コスト・高リスク。分配金をもらっても資産が増えるわけではない
    ・テーマ型投信は、設定時点が絶頂であとは下り坂
    ・複数の投信を取りまとめた投信、「ファンド・オブ・ファンズ」は手数料が高い。売れない投信を抱き合わせて在庫処分をしている可能性もあり。
    ・「おすすめ金融商品」は銀行・証券会社のためのもの
     投資家→販売会社(銀行、証券会社)→運用会社→信託銀行→市場
    ・高い信託報酬は長期運用成績に影響
    ・アクティブファンドはインデックスファンドよりもメリットが少ない
    ・日本株式、日本債券、外国株式(先進国+新興国)、外国債券(先進国)の分散投資+積立投資がセオリー。
     ⇒主な指標は、
       国内株式:TOPIX
       国内債券:NOMURA-BPI総合
       海外株式:MSCIコクサイ・インデックス、MSCIエマージング・マーケット・インデックス
       海外債券:シティグループ世界国債インデックス
    ・低コストなグローバルバランス型(バランス型)でてっとり早く
     ○自分で考えなくても良い
     ×自分でアセットロケーションが難しい
     ×ファンド・オブ・ファンドであり高コスト
     ×まだ歴史が浅く、規模や資産の流出入を念入りに調べる必要がある
    ・自分で分散投資
     ○、×はバランス型の反対
     STAMインデックスシリーズ、eMAXISシリーズが有名
    ・ETFを買う
     ○保有コストは最も安い
     ×価格が高い
    ・目論見書通りに運用されているか運用実績を確認する
    ・アセットロケーションは、1年~数年に1回。オリンピックイヤー・W杯と合わせる、など。

  • 中長期投資について知りたくて読書。

    手元において、投信販売サイトで見比べてみたいと思う。勉強になる。

    時間、複利、ドルコスト平均法、積立投資。

    ギャンブル的に短期で稼ぐよりも、コツコツと王道でいくのが中長期投資の原則だと感想。

    読書時間:約40分

  • 何を信じればいいか分からないが自己責任ではじめればいい思う。

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著者プロフィール

LIFE MAP 合同会社 代表/ファイナンシャル・ジャーナリスト
出版社や新聞社勤務などを経て独立。2000年にFP資格を取得。取材執筆活動を行うほか、投資信託や確定拠出年金(企業型DCやiDeCo)、マネープランセミナーの講師などを務める。「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ(東京)」共同幹事などを務め、資産形成・投資の裾野を広げる活動に取り組んでいる。2022年8月~金融庁 金融審議会「顧客本位タスクフォース」委員。主な著書に『50歳から始める! 老後のお金の不安がなくなる本』(日本経済新聞出版)、『改訂版一番やさしい! 一番くわしい! はじめての「投資信託」入門』『[改訂新版]一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門』(以上、ダイヤモンド社)、『臆病な人でもうまくいく投資法 お金の悩みから解放された11人の投信投資家の話』(プレジデント社)などがある。

「2023年 『大改正でどう変わる? 新NISA 徹底活用術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹川美奈子の作品

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