M&A時代 企業価値のホントの考え方―株式市場から評価される会社のお作法
- ダイヤモンド社 (2007年3月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478000632
感想・レビュー・書評
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企業価値、IR、資金調達、MBO、敵対的買収についてのお作法を外資系投資銀行に勤めていた著者が説明したもので、理論の解説というよりも実務に近い話が多い。
平易な言葉で説明されているため、読みやすい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
保田隆明さん田中慎一さんの書籍。
株式市場の周辺で何が起きているのか?経済ニュースの疑問にわかりやすく答えます。とのこと。 -
企業価値の考えかたを非常にわかりやすく説明している。
IR情報は、自社の強みだけでなく、弱みも同時に分析しながら、今後どのような戦略をするのかを投資家にアピールするものであり、
これによって、なるべく、市場からの評価を経営陣が考える企業の価値をちかづける必要がある。
また、MBOは資金は潤沢だが、経営者の考える戦略が、投資家に受け入れてもらえず、その手間によって本業に集中できない場合に行なう。
ここで、敵対的買収は本当にいけないのか、ということについて議論されている。
やはり日本の従来のやり方は、高度経済成長期にはよかったかもしれないが、市場が成熟してきた現在では、やり方を見直す必要がかる。
その際に、欧米の歴史を振り返り、彼らが歩んできたなかでの反省点によく留意し、よい点はどんどん吸収し、早く現在の市場にあったやり方に切り替えるべきである。
そのことをなるべく多くの人が自覚し、まだ若干の力が残っているうちに行なうべきだ。 -
DBSコーポレートファイナンスの授業で参考にした書籍。CFを優しく平易に書いてあるので小難しい理論を腹に落としやすい。
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H20.12.13
M&Aを初心者向けに解りやすく説明してくれた。企業の実情を理解している人達だと思う。側に置いておいて損はない。