美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか?―できるビジネスパーソンになるための管理会計入門!

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478003916

作品紹介・あらすじ

「儲かる会社」の仕組みがわかるビジネスストーリー!読むだけで「会社を良くする経営センス」が身につく本。

感想・レビュー・書評

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  • ストーリー仕立てなので読み解きやすいです。

  • 管理会計について、「分かりたくなる」動機が増す一冊。
    2008年と出版は古いが、古い管理会計の罠を捉え、経営のために訴えていることは2020年でも通じる。
    というか、ちょうど小規模な企業でもサブスクで利用できる会計サービスがそれを実現し出しているので、解決策が身近にあって面白い。

  • 小説仕立ての経営学入門第2弾
    面白い

  • 問題点山積のダメダメ企業が社長が世界中を旅して美味しいものを食べるだけで一気に問題解決!
    この前の話も読む。(ただし図書館で)

  • ERP(Enterprise Resource Planning)は、経営者の考えなしでは最大の効果を発揮しない!!コンピュータシステムが答えを自動的に与えてくれると考え安易に導入するのではなく、導入して何をしたいのか明確にする重要性がわかりました。また、利益をどの時点で考えるのか「個別利益、期間利益、生涯利益」という考え方も新しく学べました。

  • タイトルに関する部分だけ読めば十分。

  • 「儲かる会社」の仕組みがわかるビジネスストーリー! 読むだけで「会社を良くする経営センス」が身につく本。

    プロローグ 動かないコンピュータの責任は誰に?
    第1章 コンピュータは、なぜゴミ製造機になってしまったのか?―経営者には情報責任がある
    第2章 経営者は鳥に、虫に、魚になれ―経営者が持つべき視点と情報
    第3章 パリの町はなぜ美しいのか?―実現したい目的を最初に明らかにする
    第4章 すべては20対80の法則に支配される―大事なことに集中する
    第5章 美容院と1,000円カットでは、どちらが儲かるか?―限界利益と固定費の関係を知る
    第6章 カーナビゲータは、手放せない―リアルタイム情報を実現する経営ダッシュボード
    第7章 匂いは、元から断て―仕事のやり方を改善し、ムダを省く
    第8章 足がしびれたままでは、立ち上がれない―2つの予算責任
    第9章 シンプルなほど美しい―必要なものだけを残し、不要なものは捨てる
    終章 祝杯

  • 予想外にかなり面白かった。
    読むのが遅い自分でもサクサク読めた。
    経営の話が多く小難しい用語はこれでもかと出てくるのに、ストーリーが面白くて苦もなく読み進められて、勉強にもなった気がする。

  • •情報を知識に変え、知識を利益に変える。
    •予算管理とは人の管理。予算=目標。

  • ストーリー的に読み進められて、わかりやすい。会計苦手な私にも管理会計の大事なエッセンスは伝わりました!

  • ERPパッケージ導入がうまくいかず。ってケースを物語で例示。
    ベストプラクティスをバイキング料理に例えてバッサリ切ったシーンは面白い。

  • 事業における会計の考え方、使い方について、平易に書かれている。
    余計な物語が半分を占めており、それが読みやすいと感じるか、邪魔と感じるか。
    個人的には後者。。

  • ☆☆☆$$予想外に非常に良かった。内容も分かりやすいし、$$管理会計とERPに重点をおいてあり、まさにって感じ。$$餃子とあわせて手元に置いておきたい。$$文庫化されたら購入。

  • 会計に関わる方だけでなく、システム構築や開発に携わる方にも是非読んで欲しい一冊。
    この筆者の本はこれが2冊目ですが、前書の「餃子屋」に続き、用語解説もクリアなので会計初心者であっても非常にわかりやすいのではないかと。僕も学生時代にこういう本を読んでいたらなぁ、と思いました(笑)
    1作目よりも文章がこなれた感じもしますし、特に内容がITの話にも食い込んできているので、より読者層を広げたのではないかと思います。
    3作目も既刊なので、楽しみです。

  • システムの話
    これも会計なのかという感じ

  • 2012年8冊目。

  • 「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」の続編です。主に管理会計についてわかりやすく説明されています。全体感で問題を把握(鳥の目)して、ドリルダウンして原因を追求(虫の目)し、過去からの変化を掴む(魚の目)ための、経営に必要な会計情報とは何かをわかりやすく説明されており、自分の部署では、何に当たるかを考えさせられました。案外、シンプルな指標(KPI)なんなんだろうなと思います。

  • ERPの導入をケースとして経営者が持つべき視点や、限界利益と固定費の関係、ABC分析などをわかりやすく説明。

    以前読んだ「餃子屋と高級フレンチではどちらが儲かるか」の第2弾です。このシリーズは3冊あってまとめて3冊買ったのですが、1冊目がどうも展開のテンポが遅いというかピンとこなかったもので残り2冊が長い間積読になってました。
    ちょっと読む本が手近になくそういえばと思って読んでみたらこれが面白かった。
    1冊目がごく基本的な内容だったのに対して、こちらはERP導入の失敗を通して、ABC分析やERPで何をするべきか、どんな情報がどんな観点から必要なのかが書かれていて、内容的に面白く一気に読みました。
    舞台は1冊目と同様アパレル会社が舞台となっていて、ERPを入れたのに全く動かず在庫も増えて大混乱。。という状態からどう解決するか、という設定になっています。

    わざわざ海外にいる教授(登場人物の1人)に会いにいってレストランで教えを乞うという設定はムリありすぎー(笑)と思いましたが、ERP導入失敗の要因などは非常にリアルでした。
    まずBRPをしないとERPを入れても何にもならない、価値を生む活動が何でそれを把握するためにはどんな情報を手に入れないといけないのか、それが肝であるということがよくわかりました。

  • ERPをどのように経営そして会計に生かすかという話。ERPをただ導入してもだめ。実態のビジネス合わせるか、プログラムを基準にビジネスを変える必要がある。本書の例で言うと。運送コストを取引先別に分析することで無駄な流通経路が判明したことにより、取引先別のドリルダウンを導入した。他のポイントとしては、製造は実績と標準原価の差を製造利益として、営業は売上げー標準原価で貢献利益を測定する。ちなみに、標準原価は売上から粗利益をひき、貢献利益は売上げから標準原価と直接固定費を引く。

  • シリーズ第2弾、第1弾よりも読みやすくなっている。
    もう会計の勉強というより、単純に話が面白い。
    ERPの話も出てくるので、SEが読んでおいても損は無い。

    入門用です。

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著者プロフィール

公認会計士、税理士、大学院教員(管理会計)。外資系会計事務所、監査法人勤務を経て独立。現在、経営コンサルティング、会計システムの設計・導入指導、講演活動を行っている。
ベストセラー『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』(ダイヤモンド社)、『ドラッカーと会計の話をしよう』(中経出版)ほか著書多数。
家計も会社経営も目的は同じで、「お金」はそれに振り回されるのではなく、「満足度の高い人生」を送るために使うべきだと説く。目から鱗のアイデアとアドバイスが好評。

「2022年 『正しい家計管理 長期プラン編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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