ドクター・ヴァンスの 英語で考えるスピーキング―すらすら話すための7つの思考法

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478006900

感想・レビュー・書評

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  • 目から鱗。英文を話す際のコツ、読んで納得しました。

  • 「日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術」を買ったけど、量的に物足りなかったので、今度は図書館でこれを借りてみた。
    もっと物足りなかった。(笑)

    「TOEICを初めて受けてみて、なんとなく英語をやる気になったけど、学校を卒業してからは何もしてないので、何から手をつけていいか分かんない」という人向けの本、って感じです。今から英語を始めます!って人にはほんとにぴったり。
    でも、そうじゃない人間には、目新しいことはほとんど・・・

    強いて言えば、一番最後の章、「ドクター・ヴァンスがよく聞かれる英語スピーキングに関する質問トップ10」がなかなかおもしろかった。

    特にこの部分。↓

    『人を卓越させてくれるタイプの勤勉さとはいったい何でしょうか? それは、「意図的な練習」です。「意図的な練習」というのは、毎日単純にたくさんのゴルフボールを打つという勤勉さとは異なります。それは、8番アイアンを使って300回打ち、その80%は、ピンの6メートル以内に寄せるというはっきりとした目的をもって、各ボールを打った結果を常に考察、調整しながら、毎日数時間練習するというものです』

    ハッ! Σ( ゚Д゚) ガビーン

    って感じでした。
    (リアクションが古臭くてすいません)

    私ときたら、いまだに会話で、時制を間違っては慌てて言い直す、単語の複数・単数がめちゃくちゃ、等々の基本ミスを繰り返していて、あーあ、きっと私の英語って、ボビー・オロゴンの日本語を更にひどくしたみたいな感じだよね・・・と自分にガッカリの日々を過ごしていたが、でも、ただ漫然とおしゃべりしてガッカリしてるだけじゃ治らないのね、と実感した。

  • 本書は何年も前に購入してすぐ読んだものですが,今回読み直しました.
    英語を全く話せなかった当時に比べて,英語をある程度話せるようになった今では,参考になった箇所が多いです.昔の僕のように英語を全然話せない人がこれを読んでも,それだけで話せるようにはなりません.一方で,英語をある程度話せる人には,価値の高い本です.

    特に第4章「成功を左右する雑談」と第6章「標識となる言語の威力」の内容が良かったです.とても役立つpp.156-160, 163-165の表現集は,頭に全部入れておきます.
    第1・2章の内容は特に印象に残っていません.第3・5・7章の内容については既に分かりきっていて,今まさに意識的に改善を目指している部分でした.

    総じて,読み直して良かったです.

  • BO20090408KK

  • Library
    Reserved

  • 「Be動詞を忘れれば英語は話せるby安武内ひろし 」の内容とほとんど一緒(時間的に向こうが先に出版しているが…)

    ネイティブは口語では受動態より能動態を好む、be動詞よりも一般動詞を使って表現することのほうが多い、母音の強弱の違いによる文章の円滑さ不足、などなどよく指摘されているジャグリッシュ否定本。

    いわゆるリエゾンとかアンシェヌマンのことをリンキングと表現している。

    クイズはあまり必要が無いかなと思うし、日本語英語からの脱出シリーズもやはり他書やなんかで聞いたようなのばかりなので、英語本を色々読んだことがある人には真新しさはないのではないでしょうか。

  • スピーキングで意識する7点
    ・文節で考える
    ・実行者ーアクションー目標という要素、順序で考える
     映画監督の気分で実行者を決める
     動詞のボキャブラリー強化(最頻出205動詞)
    ・リンキング
    ・Small talkの価値を認識する
     SEE(Seek a shared item, Expand your response, Encourage more conversation)
    ・メロディーを考える(トーンステップ、トーンスライド)
    ・標識となる言葉
    ・メッセージハウスを意識する(Claim, Reason, Example)
    I think X, because Y. For example, Z.

  • おすすめ資料 第164回 (2012.11.16)
     
    Dr.ヴァンス・セッズ。
    英語を学習する日本人のみなさんに、私は言いたい。
    重要なのは、スピーキング。

    あなたが身につけた文法も語彙も聴解力も、いかにアウトプットにつなぐかということが問題です。
    スピーキングにおいてこそ、総合的な英語力が試されるのです。これは言語学的事実です。

    日本語に文化に由来した様式があるのと同様に、英語には英語の様式があります。
    それらがどのように異なるかを意識してスピーキングを訓練することで、あなたの英語総合力は飛躍的に向上するでしょう。

    ポイントは7つあります。
    その詳細は、本書を読まれたし。

  • ・思考テンプレート
    実行者Doerーアクションー目標Goal
    主語ー動詞ー目的語

    アクションは動詞に任せる
    improve-improvement
    propose-proposal

    まず、500の動詞と50の動詞句を覚える

    ・リンキング
    ①母音と母音のリンキング
    ②子音と子音のリンキング
    ③子音と母音のリンキング

    ・メロディ
    フォーカスワード

    ・標識となる言語

  • 英語で考える法則(10こあるうちの法則のうち、好きなものを7つ)

    1.話すときには、書かれた英語のイメージを忘れる。

    2.スピーキングは、文節から始まる。

    5.重視すべきは、文法よりもメロディーだ。

    6.自己紹介のやり方がその後の行方を握る。

    7.イエスマンは、不自然で退屈だ。

    8.文頭の言葉で、聞き手をガイドしてあげよう。

    10.有能になる公式は、I think X,because Y, For example, Zである。


    ★スピーキングは、文節から始まる。

    むやみやたらに話始めたり、
    自分の伝えたい英文を頭の中で丸ごと完成させてから話そうとするスタイルだとしたら、
    コミュニケーションの上達には限界があります。

    日本人の典型的なスピーキングにおけるの問題点は、
    文節の後の間の取り方が少なすぎることです。

    早く伝えたいと焦ったりして、
    文をほとんど区切りなく速く言い終えてしまうと、聞き手にそのメッセージを十分に理解してもらうことができません。

    さらに悪いことには、この人の話はどこへ飛んでいってしまうのか予想もつかないという印象を与えてしまうことさえあります。


    ★文頭の言葉で、聞き手をガイドしてあげよう。

    1度ならまだいいのですが、
    2度聞き返されると、もう1度英語で答えることに臆病になってしまいます。

    「発音のせいだ」と結論づける方が多いのですが、
    日本人の典型的な英語の発音は、特定の苦手な音を除けば、深刻な問題はありません。

    英語の思考テンプレートを使わないで話していることが原因の場合があります。

    ネイティブスピーカーは思考テンプレートに従って、
    文頭にアクションの実行者が、その直後にアクションが来ることを前提に話を聞いているのです。

    ですから主語を選択し、その次に動詞をすぐに置くことが、聞き手に理解されやすい文を作る鍵になります。

    そうすることのメリットは、聞き手だけのものではありません。
    話し手にとっても、文頭の主語とその直後の動詞が決まると、残りの文が楽に作れるようになるのです。


    動詞を使いこなすことなくして、
    スピーキング上達はありえません。

    ここに実際の英語コミュニケーションにおいて頻繁に使われている動詞を、頻度順に挙げます。

    簡単に思える英単語ほど、実はいろいろな意味があって活用範囲が広いのです。

    1. be
    2. have
    3. do
    4. say
    5. go
    6. get
    7. make
    8. see
    9. know
    10. take
    11. think
    12. come
    13. give
    14. look
    15. use
    16. find
    17. want
    18. tell
    19. put
    20. work
    21. become
    22. mean
    23. leave
    24. seem
    25. need
    26. feel
    27. ask
    28. show
    29. try
    30. call
    31. keep
    32. provide
    33.hold
    34. follow
    35. turn
    36. bring
    37. begin
    38. like
    39. write
    40. start
    41. run
    42. set
    43. help
    44. play
    45. move
    46. pay
    47. hear
    48. meet
    49. include
    50. believe
    51. allow
    52. lead
    53. stand
    54. love
    55. happen
    56. carry
    57. talk
    58. sit
    59. appear
    60. continue
    61. let
    62. produce
    63. involve
    64. require
    65. suggest
    66. consider
    67. read
    68. change
    69. offer
    70. lose
    71. add
    72.expect
    73. remember
    74. remain
    75. fall
    76. speak



    また聞き手に良い印象を与えるテクニックを確実に自分のものにしていただけるように、
    日行的によく起こる11の状況において役立つ表現をご紹介したいと思います。

    ①相手の話がよく理解できず、確認したい時

    ・I hear you saying

    ②相手にもっとよく理解してもらうため、
    また相手が理解したかを確認するため、
    再び言い換えて述べる時

    ・Here's what I mean. (この後に分かりやすくないようを言い換えた文が続く)


    ③優先することを述べる時

    ・In my view, the main thing is ...

    ④相手が理解したか確認したい時

    ・Do you follow me?

    ⑤相手の話の内容がよく理解できなかった時

    ・I didn't quite catch that.


    Question;

    TOEICやTOEFLEの点数は上がっているのに、スピーキングのレベルはろ落ちているような気さえします。


    Dr. ヴァンス

    日本では大人気のTOEICですが、
    世界的にはあまり利用されていません。


    イェール大学で採用しているテストのひとつは、English Communication Assessment Profile(E-CAP)と呼ばれ、日本でもオンライン受験していただけます。

    このテストは、スピーキングに対してのみ行われます。

    というのも、大人の英語力はスピーキングを見ると最も正確に分かるというのが、言語学的事実であるからです。

    スピーキングには、意識しなくてもリスニング力、単語力、ライティング方法などが反映されているのです。



    Question:

    ドクター・ヴァンスはなぜスピーキングを一番重視しているのですか?

    日本の英語教育はリスニングやリーディングを重視しているように感じられます。

    リスニングやリーディングといった、
    受け身の学習は大人にとってはあまり効果がないことが分かっています。

    ですから、英語を聞くだけで、あるいは英字新聞を読みさえすれば、
    英語総合力が上がるなどと謳っているプログラムには科学的根拠はありません。

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