新版 リーダーシップの本質

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478007426

感想・レビュー・書評

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  • 部下にできることをリーダーはしてはいけない
    リーダーは組織の成員を問題解決型に育てなければいけない
    リーダーは自らの行動によって部下を自発的に動かさなければならない
    リーダーシップにはフォーマルとインフォーマルがあり、リーダーは人間性と行為により権威付けられなければならない
    リーダーは常に明るい未来を見る哲学的な存在である

  • さすがに数々のツワモノとやりあってきた著書の発言だけに迫力がある。
    リーダーシップというものを微妙に角度を変えながら、繰り返し提言している。著書自身のリーダーシップが良く伝わってくる。

    ■リーダーの果たす5つの役割
    ・ビジョンを示すこと
    ・戦略
    ・組織
    ・人事
    ・カルチャー

    ■リーダーが果たすべき5つの仕事
    ・目的またはゴールを示すこと
    ・現在地がどこか認識すること
    ・組織として活動していく時間の経過のなかで、どのような環境変化があるかを読むこと
    ・どういう戦略で現在地から目的地までたどり着くかを策定すること
    ・直接任務にあるものを励まし、叱咤して実行すること

    ■リーダーがとる7つの行動
    ・夢を語る
    ・自ら手本を示す
    ・チャンスを与える
    ・考えさせる
    ・誉める
    ・最も正しい方向を選ぶこと
    ・生産的な摩擦を排除せず生かす環境作りに努める

    ■リーダーに必要な4つの能力 OODAループ
    ・観察    OBSERVATION
    ・状況判断 ORIENT
    ・意思決定 DECIDE
    ・行動    ACT
    ・繰り返す LOOP


    ・部下にできることをリーダーがしてはならない
    ・夢を語らないトップは真のリーダーではない
    ・リーダーはあい矛盾する資質を併せ持たなければならない

  • 知る人ぞ知るドリームインキュベータ会長の堀紘一さんの書いた書籍です。私も最初は胡散臭い、そこらにあるような本だと思っていたのですが、前半を読んだだけでもこの本の価値が理解できました。この本は知能が高く、かつ密度の高い人生を歩んできた人なら当然だと思うことが多いのも確かですが、それ以上の内容や、分かっていたと思っていたことの中で新たに気づかされる点が多いです。堀さん自身も書いてあることですが、基本的に完成された書籍だと思います。多くの人にとって、一回は、そして多くの書籍を読んだ後や必要なときにもう一度、読む価値がある本だと思います。(余談)堀さんに会ってみたくなったので、ドリームインキュベータを受けることにします・・・。

  • ●未読
    「週刊ダイヤモンド2009.02.14号」p.112ブックレビューで紹介
    ボストンコンサルティンググループ、ドリームインキュベータで培った経験を集大成。待望の堀紘一リーダーシップ論の新版。「リーダーシップは学んで掴み取るものである。」

  • 代田


  • 読者が何を重要と感じ、読み取るか。読んだ時によっても得る内容が変わるだろう。

  • 真のリーダーシップとは何か?
    リーダーシップとは学んで掴み取るものである。

    第一章 リーダーという存在
    強い組織を作るためには直接戦う人の迷いを吹っ切ってあげる必要がある。
    リーダーは知識、経験、方法を数多く学ぶことによって、あらゆる場合に対処する判断力と方法論を実につけることを求められる
    どの角度からも眺められる柔軟な発想を持つことであり、分析、判断の経験を重ねることによって研ぎ澄ました勘を働かせることである
    リーダーシップの本質はその理念にある 自己実現!?(jobwebの資料)
    リーダーの果たすべき5つの役割 ビジョンを示す、戦略を立てる、組織を決める、人事をきめる、カルチャーを規定する
    部下にできることをリーダーはしてはならない
    リーダーの権威は人間性と行為によって生まれる(フォーマルインターンシップ⇔インフォーマルリーダーシップ)
    決められた権威は自発的行為を生まない。
    自然に人がついてくるのが真のリーダーである(怖いリーダー、優しいリーダー、頼れるリーダー、憧れのリーダー)
    結局は人が前向きの気持ちでついていきたくなるリーダーとはどういうものかを考え、学ばなければならない
    社長の仕事は常に全体最適ということを考え、あらゆる決定をしなければならない

    第2章 組織とリーダーシップ
    組織には目的が必要である(生きがい、成長、収益)
    「わが社は何のために存在しているのか」と企業目的を確認する
    ビジネスの基本はいかに「付加価値」を生み出すかというところにある
    組織の目的を達するためには戦略を学ばなければならない
    組織つくりにあたってリーダーは以下に強く、効率的な組織のビジョンを描くことができるかどうかが問われる
    夢に向かって、組織の構成員が意欲を持ち、少しでも達成しやすい精神的、物理的な環境づくりを考えなければならない
    パートナーシップに重要なことは補完と相互尊敬である
    起業するものは人に愛されていなければいけない

    第3章リーダーの仕事
    1.目的またはゴールを設定すること
    2.現在地を認識すること
    3.組織としての活動をしていく時間の経過の中でどのような環境変化があるか読むこと
    4.どういう戦略をとって現在地から目的地までたどり着くかを策定すること
    5.直接任務にあるものを励まして叱咤して実行すること

    1具体的な夢を語ろう
    2「やってみて、いって聞かせてさせてみて、ほめてやらねば人は動かじ」
    つまり、自ら手本を示す
    3チャンスを与える
    4相手にいかに深く考えてもらうか、それを常に考えながら行動できること
    5相手のよさを認めること。人間誰しも相手のよさを素直に認めたくない気持ちを持っているから、意識して行動する
    人のよさを認め、それを実際に口にできる人間になるために、自分自身の成長は欠かせない
    「あなたがやっていることは組織のために役立つと思う」「あなたの才能や努力は必ずや地球のためになる」
    いいほめ方、いい叱り方(何でしかられたかという本質をインプットして、反省し、直していこうという方向へエネルギーを向ける)

    6強我慢すれば明日は必ずよくなると前を見据えた語りかけができること
    7リーダーは結果が出せなかったら、負けである
    8リーダーがまず自ら動くこと

    成功するビジネスパーソンに導く5つの条件
    「知識」暗黙知と既得知
    「やる気」最後まで自分のこととして責任を持ち、逃げずにやり通すこと、つまりコミットメント
    「センス」目の着けどころ、焦点のあわせ方。
    「経験」ビジネスパーソンの総仕上げ
    「技」

    問題を指摘したかったら、外に出て、評論家か学者になればいい。中にいる人は、問題点をどうやってどうするか考えなければいけない。
    社員を問題解決型にするには、多少レベルが低くても、積極的に提案をさせるカルチャー、環境をリーダーは作る。

    第5章リーダーシップの表現と技術
    ?リーダーは冷静な情熱家でなければならない(冷静な視線を隠しながら、熱っぽく語れる存在)
    ?経営はPDCの繰り返しである
    ?リーダーは常に明るさを失ってはいけない
    ?意思決定できない理由は常に説明すべき
    ?朝礼暮改を恐れない
    ?採用の条件 ?IQ(地頭)?性格(かわいげ、素直さ)?感性?攻撃力
    ?

  • <読んだ日>
    080625

    <概要>
    経営者のリーダッシップとは「自信」「勇気」「向上心」「メンタルタフネス」の4つ。
    部下にできることを上司がしてはいけない。

    <感想>
    面白い!自分のこれからの生き方を考える上でバイブルにしたい本。
    だいぶ昔に読んだので、詳細を覚えていないけど、何度でも読み直しておきたい。

    <行き先>
    図書館に返却後、新刊を購入

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著者プロフィール

ドリームインキュベータ会長

「2017年 『戦略の本質』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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