プレイングマネジャーの教科書―結果を出すためのビジネス・コミュニケーション58の具体策

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478012116

感想・レビュー・書評

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  • まあ当たり前のことだよなと思えたのは良かった。話を聞き、状況を観察する。人を動かして成果を出す。部下に対して指導よりフォローに注力すべし。観察力を駆使して相手を知る。コミュニケーションをToDoリストに組み込む、根回し、場回し。

  • ラインをもつことになったため参考にと読んでみた。視野を広くもつ、コミュニケーションは自分から。他に、HBRのマネージャーの教科書、課長のルールを読んだが、本書は柔らか目の内容。

  • ■書名

    書名:プレイングマネジャーの教科書―結果を出すためのビジネス・コミュニケーション58の具体策
    著者:田島 弓子

    ■概要

    プレイングマネジャーのコミュニケーションは、「人づき合いのスキル」ではありません。
    人を動かして結果を出せる人間になるための「業務志向型コミュニケーション」です。
    日々の業務に追われている多忙なマネジャーほど、その効果を実感できる58のアイデアを紹介します。
    (amazon.co.jpより引用)

    ■感想

    この本は、前提が必要ですね。
    メンバーを信頼関係が出来ていること。
    それがないまま、この本に書いてあることやっても、まあ、信用されないし
    上手くいかないと思います。

    内容はあくまで「テクニック」なので小手先の技術です。
    それを生かすために下地を作る必要がありますが、この本にはその方法は書いて
    ありません。
    一部はこれやれば下地ができるのは?というのもありますが、なかなか難しいので
    はないかな?と感じます。

    なので、今の自分には、あまり本自体は役に立たなかったかな?という感じでした。

    そもそも、リーダーをやりたくないけどやらなければいけない人向けの本にテクニック
    だけ書いても意味ないと思います。
    なんでもそうだけど、すぐに出来る魔法はやっぱりないですよ。
    一つ一つ積み重ねる必要があります。

    この本の内容がどうこうではなく、売り方や前提をしっかり説明してないことは
    どうなのかな?と感じました。

    ■気になった点

    ・「お客様のことを1番知っているのはあなた」ということを伝え、当事者意識を
     持たせる。

    ・叱られたら一度怒られた後、個人的に「謝り直し」をしに行く。
     相手も叱ったことを気にしているため、そこで一段落ち着いたコミュニケーション
     が出来る。

  • チームメンバーの人が辞めてしまった時に読みました。
    うん。今までのマネジメントとはちょっと違う切り口で書いてある感じです。

    しまうま型 と ライオン型

    自分はしまうまではないからなぁ・・・きっと。
    でも、ライオンほど強くないというね。

    がんばらねば。

  • 読むべきはめぐさん。
    チーフはしょせんメンバーを2,3人しか抱えてないから〜^^

  • ビジネスの現場におけるコミュニケーションの大切さを言いたいのだろうと
    思いますが。特にプレイングマネージャーとは関係ないと思いますし、
    そんなにコミュニケーションをテクニックとして捉えないといけないほど
    ヒューマンスキルがかけているのか。
    もっと普通にできるようになれると思うのですが。。。

  • 自分のスタイルが(ここまでちゃんと出来ていないかもしれないが)コミュニケーション重視タイプなので、当たり前のことを再確認しただけ、という印象。
    ただ、その状況・対応について、参考になる部分があった。
    当たり前のことだが、つい忙しくなったときに後回しになりがちなのは事実。こういう時も含めて仕組み化してチームメンバーとのコミュニケーションを取り、マネジメントに活かすことが大事。
    手元に置いて、具体的なシチュエーションが発生したときにまた参考にしよう。

    ・根回し⇒突破口となる⇒情報共有⇒筋道をつける
    ・「何?いい話?悪い話?」から始める
    ・「あなたらしくもない」
    ・年上の部下は軍師として尊重
    ・上司について、大事なことは口頭で伝える
    ・クレームをつけるときは、良心に訴える
    ・上司に叱られたあとは、すぐに謝り直しに行く

  •  マイクロソフトでの営業賞をとった、つまりウィンドウズを売りまくったプレイングマネージャーのコミュニケーション術。シマウマ型という強くリーダーシップを発揮しなくても業績が伸びていくチームの作り方。フォローできる回すマネージャーであって、リーダーシップではないというのが、特徴か。個人的には強さと優しさ、リーダーに欠かすことのできない(と個人的に思っている)要素がそもそもないという前提なので、本当にそうなのかなあと。ま、筆者本人に会ってないからわからないけれども。
     部下に声をかけられたときに、良い話?悪い話?とまず聴く。部下に任せる仕事を増やし、時には5分集合をかけて情報を垂れ流す(信頼し、共有する)。人の部下に直接コンタクトしない。とにかくマルチタスクの脳みそを持って、プレイヤーとマネージャーの視点でやることが大事。なるほどというポイントも。

  • 佐賀大学附属図書館の課長として赴任して初めての出張(4/22)の折,電車の中で読む本として佐賀駅の書店で立ち読みして,買うのを迷った。その時は『社長のノート』を買った。この手の本は「読みどき」というのがある。コミュニケーションの具体策を58も書いてあるという。

    用務が終って,佐賀に帰ろうとするときに,この本のことがどうしても気になった。天神の書店で探したが見つからない。書名もよく思い出せない。結局佐賀駅に戻って,本が置いてある場所を思い出して,買い求めた。

    しかし,具体策が書いてあるといっても,それにいたるまでの道筋がまどろっこしい。ハブ型マネジャーの必要性を説くが,それが何であるのか分からないままに理屈を並べられるとイライラする。分かりにくい言葉を使うのであれば,具体を先に述べてから,理屈にはいってほしい。

    「最近どう?」のフレーズが有効なことが,62ページになってようやく出てくる。早く言ってくれ。さんざん理論聞かされて,具体策はこれかよという感じを受ける。

  • タイトルに教科書とついているように、基本的にはノウハウ本なので、それ以上を求めて買うと期待値を下回る。
    コミュニケーション力を駆使し、社内外の異なる価値観を最適化したものに通訳することが、今後のマネジャーの重要な役割だと訴えている。それをプレイングマネジャーと呼び、社内外の重要情報のハブとしてチームを、周囲の人間を、円滑に動かしましょうと提唱。

著者プロフィール

成蹊大学文学部卒業。ブラマンテ株式会社代表取締役。新卒採用された会社で「クビ」にならないために必死で働いた後、1999年マイクロソフト日本法人に転職。体育会系の厳しい職場で、主要商品の営業に一貫して従事。数少ない女性の営業部長になる。在籍中、プレジデント・アワードを2回受賞。2007年、ブラマンテ株式会社を設立。「若年層向け働き方論」などを中心に社員研修などの活動を行っている。著書に『ワークライフ“アンバランス”の仕事力』『プレイングマネージャーの教科書』など

「2013年 『「頑張ってるのに報われない」と思ったら読む本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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