- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478016121
作品紹介・あらすじ
感情論では経済は衰退する。いまこそ合理的な選択を。この逆境を新しい日本をつくる機会に変えよう。
感想・レビュー・書評
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はじめに
第1章 復興にかかる厳しい供給制約
第2章 電力消費抑制に価格メカニズムの活用を
第3章 当面の復興財源をどこに求めるか
第4章 国債に頼ればインフレになる
第5章 震災後日本経済のブループリント詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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マクロ経済の視点から、需給関係を中心に説明。
日本の経済構造の変化、製造業中心の経済からソフトウェア等の高付加価値サービス業への移行を提唱。 -
先日「本が好き」さんから献本という形でこの作者の本をいただいていたのでこれは、と思って読んでは見たものの…。正直言って歯が立ちませんでした。面目ない…。
ちょっとこの本を手にとって見たのはいいんですが、現在、この本を読んだ直後あたりでこの記事を書いていまして。申し訳ありません。まったく頭に残っていないです。東日本大震災によって、日本経済を束縛する条件は、「需要不足」から「供給制約」へと一八〇度変わった。このことについては皮膚感覚で理解できるんですけどね。この本の中に取り上げられている詳細なデータと経済指標を表すグラフが、どうしても理解できなかったようです。
最初の三章まではまったく理解できませんでしたが、四章の『国債を頼ればインフレになる』という箇所はなんとなくではございますが理解はできまして、今この段階で国債をさらに発行したら、きっととんでもないことになるというのは明白でしょう。それとも、もしくは数年前に中国は四川省で起こった大地震のあとのように、内需が拡大するのか?僕には見当がつきません。
2011年のことは終わって振り返ったときにこそ、全てが明らかになっていることを望みますが、この震災の爪あとが、全ての分野において、深い傷跡を残したのだな、ということを強く感じております。 -
8/21
大震災後の円高を予見されており、
日本は金融立国、資産大国として再生させなくてはならない、
日本企業は1ドル50円でも生き残れるようなビジネスモデルを構築しなくてはならない
といった提言がなされている。
この次に「大震災後からの出発」を読破し、比較した上でさらにレビュー追記したい。
8/28
大震災からの出発も読みました。
そこでも円高でも生き残る産業を生み出す必要性を力説されてました。
日米を比較する中で、経済、産業構造のほか、大学の学部など教育にも踏み込んでいることに共感を覚えました。
結論としては
大震災からの出発
に軍配ですね。 -
展示期間終了後の配架場所は、開架図書(3階) 請求記号:332.107//N93
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帯には「未曾有の供給ショックに対してどう対応すべきか」とある。今回の震災が日本経済に与えた影響についてや、復興財源を国債に頼るか、それとも増税するかなど、抜本的な問題について書かれていて興味深い。
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一冊の本から様々な方向に議論が展開され、有意義な時を過ごせました。
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企業にとっての大きな負担は社会保険料 法人税とは違って利益の有無にかかわらず負担がかかる
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供給制約がキイワード