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- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478027608
感想・レビュー・書評
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当時の日本よ経済界で異端な出光のマインドを垣間見れる。
アメリカのマネージメント方式否定や日本の会社を船の乗組員同士の様に信頼をベースにするなど、今の自分から見ると違和感を覚えるが、未だ日本人事同士の価値観や視野が似た様な時代には効果的だったと納得する。
時代が違うから全く参考にならないということはなく、なぜ出光氏がこの様なマインドであったのか?思いを巡らせ、自分であればどうするか?自問自答すると良い学びになると思う。
参考フレーズ
・p211.神戸高商の内池先生にいわれた「商売は金儲けじゃない。生産者と消費者のために配給業者として働くんだ」ということを私(出光)は自分の事業に取り入れて、「大地域小売業」を実行しようとしたんですが、これは消費者に直接売るということなんです。
・p212.人に迷惑をかけないならば、その時の金融の あり方が悪いんだから、小切手を先に出したり、融通手形を作ったりしたっていいじゃないかということで、腹を決めた。
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素晴らしい本だ。仕事とは何かをもう一度考えさせてもらえた。起業だと騒がれるところがあるが、改めて経営とは何かを考えることができ良かった。
良本だ
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