- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478069233
感想・レビュー・書評
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美しい森と湖とサウナのある国フィンランド。
あとは映画『かもめ食堂』のイメージくらいしか
フィンランドに関する知識は持ち合わせていないのだけれど、
著者が語るフィンランド人の潔さに
すっかり魅了されてしまいました。
なぜフィンランド人はそんなにも自分の価値観に自信を持てるのだろう。。。
自分を着飾ることも見栄を張ることもせず
自分の暮らしに本当に必要なものだけを
大切に生きているその姿は
これからの日本が追い求めていくべき幸福の形の
最大のヒントになるのではないかと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本に住んだことがあるフィンランド人の著者が、フィンランド人の価値観を紹介・提唱する本。住まいや働き方、時間の使い方、ライフスタイル、服や家具への思いなどがつづられている。
日本人にとってフィンランドといえばムーミンくらいしかなじみがない。日本と同じくらいの国土で人口はわずか500万人なのだそうだ。冬はもちろん、日が短くて寒い。
著者はフィンランドでの生活を誇りに思っていて、それは結構なことだが、ところどころ押し付けがましい感じがした。また、フィンランド人はこう考える、と自分の考えをフィンランド人全員の考えであるかのように書いてあるところには違和感があった。サウナの文化はうらやましいと思った。どんな小さいワンルームマンションにもサウナが付いているのだそうだ。
フィンランドに行ったことが無いが、自然が豊かで美しい国のようだ。家族がいれば生活も充実しそうだが、家族が一番大事という価値観の場所で単身の人が楽しめるのか不明ではある。
必要なものしか買わず、あるもので間に合わそうとする。家具も先祖代々のものを大切に使うのだそうで、安っぽい家具を引越しの度に買い替える日本人はどうかと思うという趣旨が書いてあった。でもこういう価値観はフィンランド人でも人それぞれではないだろうか。ものが少なめなシンプルな暮らしが一番というのは、同意である。 -
読んでいる間、穏やかな気持ちになれる。
北欧の文化や生活を紹介する本を読むたびに、こんな生活がしたいと憧れが募る。自然とともに生きて、人々の温かい交流があり、必要最低限のもので充足した日々を暮らす。
今回もそんなふうに、穏やかさをくれる本だった。 -
自然に囲まれたフィンランドの穏やかな暮らしと考え方・生き方が分かった。
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既に知っている内容も多かったけど、写真が素敵。
自分のすぐ周りや既にもっているもの、取り巻く自然に視点を戻して生きる感覚。
見えないものや将来の不安から自分を取り戻す時にはこういう感覚必要だなと思った。 -
洋書かと見間違える装丁が素敵でジャケ借り(笑)
エッセイの間に入る写真もとても美しい✨
自分にとってのシンプルライフって何だろう?と考えられる一冊。 -
歳を重ねるごとにシンプルライフの良さがわかってくるように思う。フィンランドと日本では社会や環境の違いが大きいので同じようにはできないし、する必要もない。大事なのは生活に対する考え方だろう。それぞれの人にあったバランスを見出せばよいと思う。
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自然に包まれて暮らしたいな。
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フィンランド人全員ではなく、この著者の生活なのかなぁ?。