心に届く話し方 65のルール

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 79
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478069639

作品紹介・あらすじ

巷にあふれる話し方関連本。その多くは「好印象をもってもらえる」「会話が途切れない」「論理的に伝える」ことなどを主な目的としています。そんな中、「本質的に内容が相手にきちんと伝わる」ことを目的とし、「そのための具体的かつ自然な音声表現のディテール」まで迫った本は皆無ともいえます。

本書は、元NHKアナウンサー・松本和也が、話し方・聞き方に悩むふつうの方々に向けて、放送現場で培ってきた「伝わるノウハウ」を細かくかみ砕いて解説した、話し方の基礎技術の本です。特に腹式呼吸や滑舌の練習などを必要とせず、ふだんの声を生かす自然な話し方を勧めているため、相手に内容が伝わるのはもちろん、背伸びしたような無理した感じを聞き手に与えず、聞き手にリラックスして聞いてもらえる効果もあります。

「『上手に華麗に』から『下手でもわかりやすく』へ~話し方に対する思い込みを変えよう! 」「言葉、文章、話の組み立てはとにかくシンプルに! 」「いわゆる『美声』を目指さない! 自分本来の声の力をめいっぱい引きだそう! 」など、これまでの話し方本にありがちな「アナウンサー的な美しい話し方」とは違う、「自然でわかりやすい話し方、相手の心に届きやすい話し方」を提案することで、これまで獲得できなかったような読者層までもターゲットにします。

感想・レビュー・書評

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  • 著者は元NHKのアナウンサー。
    そんな喋りのプロが伝える、心に届く話し方を紹介している。

    聞いている人が心地いい話し方
    1.聞いていて理解しやすい
    2.聞いていてストレスなく耳に入っている
    3.聞いている人が話している人との距離を近くに感じる

    まずは結論からざっくり話す。細かい説明は後回し
    強調したいキーワードは、体言止めを使うと印象に残りやすい
    必要ない口癖を減らす
    声を出して2秒黙ると、しっかり強調できる
    話す前にしっかり聞く。受け止める

  • 「自分が気持ちいい」話し方ではなく「聞いている人が心地いい」話し方をめざし、「理解しやすい」「ストレスなく耳に入る」「距離を近く感じる」65のコツを解説

    話すときの一文は5秒以内を目標に
    説明のしかたの大原則は「ざっくり→しっかり」法
    おじいさんやおばあさんに話しかけるイメージでゆっくりと
    あがっていることを受け入れる
    「~と思います」はカット

    基本ルールから急なスピーチへの対処法、プレゼンテーションの話し方まで幅広くとりあげた、数ある“話し方本”の中でも出色の一冊

    著者は「英語でしゃべらナイト」「紅白」「のど自慢」などを担当した元NHKアナウンサー

  • スピーチやプレゼンをしなければならない人におすすめです。

  • 聞く人はどう感じて、いるか?を優先して考える!

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著者プロフィール

熊本県立小国支援学校

「2023年 『特別支援教育×ロイロノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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