孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきた すごいPDCA―――終わらない仕事がすっきり片づく超スピード仕事術
- ダイヤモンド社 (2017年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478100950
感想・レビュー・書評
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三木雄信さんの本は「すごい数値化仕事術」に続いて2冊目。
三木さんによると、「ソフトバンクグループに入る」ということは「数字教」への入信を強制されることを意味しそうだ。孫社長は300年グループを永続させるVisionの作成にローマ帝国をベンチマークにしているそうだが、宗教支配による中世のように、資本主義による支配を念頭に置いているはずだ。会議の席では上長からの質問に対して所属部署の業績を数字でパッと返答できない部課長は叩き出される、とも書かれている。
トヨタが生産現場における「生産性のカイゼン教」とするなら、ソフトバンクグループは「利益率のカイゼン教」かな。
そんな百戦錬磨のソフトバンクグループだが、世界的リセッション入りした22年現在、苦境に立たされている。それでも孫さんならこんな時にこそ攻めの姿勢で足固めの土台をさらに大きくしていそうではある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みやすく、納得するところが多かった。1番印象に残ったのは、毎日できる具体的なアクションを小さい目標にすべき、という部分。毎日目標を追っていくのはハードだが、大きな差になると改めて認識した。
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実践的なノウハウが多く、参考になった。
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記録用
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・人を頼る
・ゴールまでのやること、それにどれくらい時間をかけるかを明確にする
・週間、月間目標より毎日の目標を
・同時に全ての手段を試し、いちばん良いものを早く見極めて採用する
・定量的にものごとを見る -
数字で目標を管理することはよく言われているが、具体的にどうしたら良いかわからなかった。最初にプランをきっちり立てるのではなく、色々試していけば良いと理解した
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▶なぜ
孫社長の思考や行動を知りたい
効率的に結果を出したい
▶なに
・完璧でなくていい
・期限をきめる
・数値で管理
・80:20
成果の出るもの優先順位高いものからやる
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▶どのように -
ソフトバンクがどのようにして大躍進を遂げたのか、がわかった。孫社長の考え方がそのまま社風となり、幹部に根付いている。素晴らしい経営者の考え方が、少しは知る事が出来たように思う。
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成果を出すために何をするべきか。
ゴールを明確にすることがどれだけ大事か。
PDCAを最速で試すには、完璧を求めるのではなく、思いつくかぎりのアイデアをすべてやってみた結果、改善に移せるかどうか。
なかなか行動に移せない人は失敗を恐れて諦めてしまっている。
失敗ではなく、学びって良いと思いました。