世界記憶力グランドマスターが教える 脳にまかせる勉強法

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478102145

感想・レビュー・書評

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  • 40代から独学で勉強して初出場の記憶力日本選手権で優勝。

    その後も参加した4大会は全て優勝という凄さ。

    基本的な記憶術からこの著者オリジナルの記憶法までわかりやすく説明しています。

    昔から「暗記」は苦手なので記憶力がある人はすごいなーと思ってました。

    でも正しく勉強したら自分でもできるかも、と思わせてくれる本です。

  • 普段何気なくやっていた記憶の仕方と重なる部分があって嬉しくなった。何歳でも脳は鍛えられる。励みになったし資格試験の際に3サイクル反復法を活用して効果を確かめたいと思う。

  • 3回読んで、1分書く

    ●脳にとって覚えやすい状態にする2つの法則
    ・共通点を見つける
    ・規則性を探す

    ●語呂合わせで使う2つのパターン
    ・数字のゴロ合わせ(14石15飛行機92クジラ65肋骨35サンゴ礁)
    ・カナのゴロ合わせ(progressプロになる為、グレずに前進)

    ●印象が薄いものも、声に何度も出して覚える
    耳栓をすると、効果倍増

    ●脳が働く時間帯は2つある
    ・起きてから10時まで
    ・午後4時から夕食まで
    あとは、15-30分の仮眠後

    ●全範囲終わってからの復習は非効率

    ●ナッツの不飽和脂肪酸が脳を働かせる

    ●フローへ導く脳の準備運動
    英語でかけ算九九

  • 3サイクル反復練習法が効きます!

  • 勉強に集中する。ながら勉強はしない。
    回数を増やす(復習)。
    感情を加える。

    聞いて覚える=音読。耳栓を使うと良い。
    空書き=空中で文字を書く。

    午前中に学習する。
    朝一番は復習にあてる。
    午後4時から夕食までの時間。30分以内の仮眠をしてから。

    復習はスピードを優先する。薄い記憶を何度も塗り重ねる。
    二歩進んで一歩下がる。3回学習できる。=スリーサイクル反復学習法
    1ページ単位で。
    読みに徹してスピード学習。問題集は回答を読む(問題を解かない)。
    難しい箇所は後回し。=脳が編集してくれる。

    アウトプットで記憶を強化する=人に教える。

    一分間ライティング。思い出す練習。その後復習。
    最初はキーワードだけでも。徐々に文章にする。
    一分間マッピング=キーワードをマップにする。

    「辛さを望む、苦しさを望む」「辛いのは当たり前。乗り越えた先に喜びがある」

    最終目標のほかに、小さな目標をたくさん書いておく。
    定期的に内容を更新する。
    イメージを思い浮かべる。

    勉強の成果を視覚化する。マス目を塗りつぶす。

    将来の死ぬ直前の自分をイメージする=今この瞬間をムダにして本当にいいのか、自分に問いかける。

    朝ランの途中に神様にいく。神様と自分の監視役として個人契約をお願いする。神様が見ていると思うと、サボれない。

    集中は15分まで。15分集中したら5分休憩。キッチン・タイマーを使う。

    水分補給は水で。食料はナッツで。

    記憶の宮殿方式=自宅を記憶場所に変える。
    マインドフルネス瞑想で、自宅の記憶場所を思い浮かべる=記憶の宮殿

  • 脳を騙して記憶をするというこの本の教えは結構衝撃的だった。記憶力とはセンスと根性と偶然の上に成り立つとぼんやり思っていたが、読んでみて脳の力の使い方に納得。その方法に基づいたトレーニングで著者は40代から記憶力のチャンピオンになったというのだから感心してしまう。

  • 兎に角暗記が苦手なので、個人の努力ではなく、脳の特性を活かして暗記していく…というのは画期的でした。
    以前にタレントのタモリさんがやってたのもこの方法じゃないかと思いました。
    学生のうちに知りたかった。

  • イメージすること、語呂にして声にだすこと。
    わかりやすくて、すぐに読み終えました。

  • 脳はいつからでも鍛えることができる。
    学べば学ぶほど脳は反応し、脳の中の回路を変化させてどんどん大きく発達していく。

    記憶術とは、記憶したいものを脳にとって覚えやすい形に加工するという作業。
    記憶術の基本は、覚えるものを絵に変えること。

    覚える力と同じくらい、思い出す力も重要。
    試験を目的とした勉強の場合、イメージで覚えるだけではダメで、言葉としてアウトプットする作業も練習しておく必要がある。
    勉強した内容を人に説明するなど、定期的にアウトプットをすることで、記憶を強化できる。(脳は実際に経験・体験したことを記憶するのは得意)
    アウトプットすることで、わかっていることとわかっていないことの確認を行うこともできる。
    あるテーマについて、覚えた内容を1分間ひたすら文章で書き続ける。その後に書けなかった内容を復習すると効果的。
    あるキーワードから連想する単語を1分間ひたすら書き続ける。書き終わった後、関連するキーワード同士を線で結んだり、関係性を書き込んでいくことにより整理が深まる。

    記憶するときは集中すること。「ながら勉強」はNG。
    能動的なマインドで進めるべき。

    復習すればするほど記憶が定着する。
    声に出して何度も唱える。
    狭い範囲の勉強時は、理解度は二の次にして、できるだけ早く全範囲の勉強を終わらせて、それを何回も繰り返すほうが効率的。
    記憶の定着度とは、ペンキ塗りのようなもの。何度も塗り重ねて厚みを増す必要がある。
    復習は、ある程度忘れかけた頃に行うことで、初めて記憶を強くする作用がある。

    覚えるものに何らかの感情が動くような情報を付け加えると記憶が定着する。イメージ、語呂合わせ、身の回りのものとの結びつけなど。
    共通点や規則性を見つけると覚えやすくなる。
    複数の感覚を組み合わせて記憶すると覚えやすくなる。聞いて覚える、空書(指で空中に字を書くこと)して覚えるなど。
    ローズマリーの香りを嗅ぐと記憶力が上がる。

    つらさ、苦しさを楽しむ。
    目標を紙に書く。(最終目標だけでなくそれまでの小さな目標も書き、定期的に内容を更新していく)
    目標を達成する様子をイメージする。
    勉強の成果を目に見える形で残す。
    停滞期(プラトー)で焦ったり諦めたりしない。
    ポジティブな考えと同時に、ある程度の危機感を持つ。
    三角形を書いて、その頂点に時計回りで焦点を合わせることで集中力を高める。
    腹式呼吸で気持ちを落ち着かせる。
    普段から心拍数が少し高い状態で勉強を行うことにより、本番で過度に緊張しないようにする。
    瞑想で、集中力を養う。
    ルーティンをつくる。

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著者プロフィール

池田 義博(イケダ ヨシヒロ)
世界記憶力グランドマスター
(一社)記憶工学研究所代表理事/所長。大学卒業後、エンジニアを経て学習塾を経営。
2011年、記憶法(アクティブ・ブレイン)と出会い、脳の使い方を学ぶ。 それ以降、人間のもつ脳力の可能性に興味を持ち、独自に様々な記憶法を極める。
2013年、「記憶力日本選手権大会」に挑戦し、初出場で優勝し記憶力日本一となる。
翌年から2019年大会まで、出場した6回全てで連続優勝という前人未踏の快挙を達成(2016年は不参加)。また、ロンドンで開催された世界記憶力選手権において課題を全てクリアし、日本人初の「記憶力グランドマスター」の称号を得る。
記憶力・脳力開発の研究を進め、2021年、一般社団法人記憶工学研究所を創設。自身の経験から独自メソッド「IP記憶法」を開発し、その普及のため活動している。著書、テレビ出演多数。


「2023年 『まるごと覚えて 頭も良くなる A4・1枚記憶法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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