プレイングマネジャー 「残業ゼロ」の仕事術

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478102923

感想・レビュー・書評

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  • 残業ゼロより、プレイングマネジャーの立ち居振る舞いに重点を置いて書かれている。チームを動かすためには、部下を把握し、私生活にも踏み込んだりしないといけないとのこと。正しいとは思うが、上司のパーソナリティにもより、なかなか難しそう。集中時間を作るなど、メール提携フォームを、作るなど、残業減の方策に目新しさはないが、ためになる。

  • 他の書籍で書かれているようなこともたくさん出てきますが、私にとっては新たな発見もある本でした。特にノー残業デイに対しての見解は素晴らしいと思います。確かに週一回ではなかなか実践ができない。週二回以上のノー残業デイを設定することで、抜本的な改革を求められる。結果的に業務時間短縮に繋がるというのは、仰るとおりだと感じました。また、メンバーごとにノー残業デイを設定するというアイデアも面白い、実践したいと思います。

  • 自分の中で衝撃な言葉もあった。
    「隠れ残業を進んでやっていたとしても、時間がたてばたつほど、
    「会社のせいで自分が犠牲になっている。
    それなのに報酬が支払われないのはおかしい」といった被害者意識が出てくる。」
    という言葉。
    1人が頑張っても、チームとしては一時的に成果を生むが、
    決して好ましい状態ではない。
    ついついがんばってしまうが、それでは疲弊して
    被害者意識が強くなるだけ。

    だからチームで底上げしたほうがよい。
    マネジャーの仕事は
    前線に出るのではなく、
    ・チーム目標を全員で共有すること
    ・メンバーを育成し成長を促すこと
    ・仕事の配分に配慮すること
    であると書かれてあり、なるほどと思った!

    自分も若手ではなく中堅になってきている。
    だから、それにふさわしい行動をしないとね!

    この本を読んで改善することは2つ。
    1つ目は、
    部下や子ども達へのフィードバック。
    自立してほしいので、客観的事実だけを伝えて、
    どうしていくかは考えさせる。
    どうしてもアドバイスしそうになるけれど、
    「○○したら結果は△△だったよね。」だけにとどめて、
    その後は、どうすればよりよくなるか?考えてもらえるようにしよう!

    2つめは、お願いではなくwinwinの関係をつくること。
    こちらの業務を効率化するために協力をお願いするわけではなく、
    子どもや保護者の立場に立って、
    「何が課題なのか?」
    「どうすれば、その課題を解決できるのか?」
    「解決できればどんな未来が待っているのか?」
    の3点を明確にしていく!

    素敵な本でした!実践して自分も健康で
    生き生きとしたマネジャーになります

  • ・関係の質、思考の質、行動の質、結果の質
    ・ワークログをつける
    ・心理的安全性
    ・増やしたい仕事と減らしたい仕事を明確にする
    ・緊急ではないが重要な業務を増やす
    ・役割カード(進行、反応、時間管理、上下監督、記録、脱線注意)
    ・アイディアフラッシュ A3用紙に3つずつアイデアを書き込んで回していく。ひとり2〜5分

  • 同著者の別著作と内容がかなり重なっている。

  • 仕事を効率化していく上で大切なこと。それは業務を可視化して、どこに時間を取られているかを把握することが大切。そのためにもワークログを作成し、改善していくことが大切。また属人的にならないため、業務を共有し、協力し合うこと。(ただし、これにはメンバーの自発性が必要になる。)
    効率化を目指すには、チームの協力とそして...2Sを推進することが必要不可欠と感じた。

  • 残業ゼロの仕事術がまとめられている。可視化とコミュニケーションが大事だと思った。

    まずは記録。毎朝、 働き始める前に15 分単位で一日のスケジュールを見積もる。実際にどのように仕事を進めたかを記録する。優先順位を意識しながら仕事を進め、終業時に振り返る。この「記録」を「ワークログ(work log)」と呼ぶ。

    少なくとも2週間から1ヶ月続けることで、その結果を集計・分析すると、どのような仕事にどれだけの時間を費やしているのか、朝立てた予定がどのようにずれていくのか、本来優先すべき仕事にどのくらいの時間を使えているのかなど、「自分の働き方」を客観的に把握することができる。そして、働き方のクセや問題点など、たくさんの気づきを与えてくれる。
    ログを続けてとるのは、やめる時間術と同じ。

    大切なのは、「ワークログ」の実施・分析を継続しながら、コツコツとPDCAを回すこと。そうすれば必ずイメージした「めざすべき働き方」に近づいていく。
    頑張って「ワークログ」をつけ続けることで、どんな人でも5分以内で書き終えることができるようになる。

    終業時にすること。
    ① 時間見積もりと実際にかかった時間(実績)の差異を明確にする
    ② よかった点と反省点を振り返る
    ③ 翌日にやることをピックアップ

    ①は仕事中にひとつのタスクを終えるたびに記入していく方法でもOK。これによって、仕事にリズム感も出てくるのでおすすめ

    やってみた結果、思うようにいかず、残業せざるをえなくなっても、そこにばかり注目しないように。それよりも重要なのは「予定どおりできなかった理由は何か?」「本当に優先すべきものは何だったのか?」などと日々振り返り。

    Googleの調査結果。心理的安全性(psychological safety)が共有されたチームの生産性が高い」 と。心理的安全性とは、「このチームなら、自分の意見を笑われない、拒絶されない、叱られない」と思える安心感のこと。

    他にも様々な方法が提案されている。
    ・カエル会議楽しみながら行うのがコツ。よりよいチームの未来をつくりだすための会議。
    ・朝夜メール。ワークログをチーム全員にメールする。
    ・3人フィードバック。安心できる環境でないと難しい。

  • マネージャーを目指すものとして勉強になった。
    チームの生産性を上げるにはまず、チームメンバーを知ること。

  • テンプレート化、マニュアル化など。結果の質より関係の質。

  • 残業ゼロの仕事術 / 小室淑恵

    <目的>
    ・残業時間を減らす
    ・仕事の生産を上げる

    <学び>
    1.ワークログで自分の働き方を知る

    今までは何となく仕事していて、
    「今日は頑張った」「今日はあんまり上手く出来なかった」
    ていう感じで振り返りをしてたけど、今の実情を知るところから始めてみようと思った。

    2.心理的安全性の確保

    生産の質をあげるためには関係の質を高めることが最初の1歩になる。
    関係の質を高めるための技術としては、「自分の弱み」
    を人に話すっていうのがあるらしい。
    今までいかに人より優秀でないといけないかっていうことにばっかり目がいってたけど、
    「弱みがあるっていうのは武器になる」
    っていう言葉はすごく安心できた。

    3.自分に出来る小さな改革から

    <実践すること>
    まずは仕事のワークログを付けて実態を把握する。
    その後、増やしたい仕事を増やし、減らしたい仕事を極限まで減らす。

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著者プロフィール

株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長。公立学校250校、民間企業2000社、7省庁の働き方改革コンサルティング実績を持つ。文部科学省「中央教育審議会」委員、「産業競争力会議」民間議員など複数の公務を歴任。2児の母。『男性の育休』(天野妙氏との共著、PHP新書)など著書多数。

「2023年 『先生がいなくなる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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