データ・ドリブン・エコノミー デジタルがすべての企業・産業・社会を変革する
- ダイヤモンド社 (2019年4月4日発売)
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感想 : 19件
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- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478106365
感想・レビュー・書評
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「データ・ドリブン・エコノミー(データ駆動型経済)」とは、リアルな世界から集めたデータが新たな価値を生み出し、あらゆる企業・産業・社会を変革していく一連の経済活動を指す。
著者によると、過去20年間はデジタル革命の「助走期」にすぎず、本当の意味でのデジタル社会が到来するのは20年後の2040年以降になるのではないかとのこと。
GoogleやFacebookが起こした変革はネット上の閉じたい世界での話であり、リアルデータを利用しようという動きは端緒に来たばかり。それが当たり前化するのは20年後というのは妥当な時期と感じる。
リアルデータはウェブデータと比較できない程膨大であり、それをどう利用するか、どうビジネスに結びつけるか、それを握ったものがあらたなプラットフォーマーになるのだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近のデジタルトランスフォーメーションの事例、データを活用した業務改善や新規サービスの事例が豊富に載っていて、参考になる。活用データを自分で設置したセンサで取得するだけでなく、外部から手に入れることや、手に入れたデータを使いやすく加工するための有効なツールなど、今後必要になると思っているが、なかなか立ち上がっていないように思う(例:データ取引市場)。
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デジタルの世界観をざっくり知るには良いかも
5Gについての記載は分かりやすかった