ハーバード・ビジネス・レビュー リーダーシップ論文ベスト10 リーダーシップの教科書 (Harvard Business Review Press)
- ダイヤモンド社 (2018年10月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478106648
作品紹介・あらすじ
日本企業や日本社会が従来から課題とする「リーダーシップ」を育成するための指南書です。ハーバード・ビジネス・レビューに掲載されたリーダーシップ論から、同編集部が選び抜いた実践的な論文集です。ジョン・コッターやウォレン・ベニス、ジム・コリンズ、ダニエル・ゴールマン等斯界の第1人者が論を競っています。
感想・レビュー・書評
-
リーダーシップについての知見がまとめられている
教科書という割には一貫性のある主張がないためタイトルはいまいちな感じはする
正直一つ一つの章が一つ一つ別の切り口で書かれた論文という感じなので全体を理解し、“良い”リーダーシップにおける共通項を見つけ出そうと思うとしっかり読み込まないといけなさそう(一読しただけでは分からなかった)
リーダーとしての経験が豊富な方が読むとどういう感想を抱くのかにも興味がある詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容は良いかもしれないが、自分には読みにくかった。
-
章ごとに区切って読めるので良い。
-
HBRの中でのリーダーシップ論の変遷がよくわかる。ただそれだけ。
-
マネージャーではなく、リーダーになりたいと
昔から思っていました。
また、マネージャーよりもリーダー向きだとも
思っていました。しかし、リーダーから転げて
この本を読んで、自分にリーダーの適正があまり無いこと
自分の好き嫌いでいうと、根本的にはリーダー的な
ふるまいは好きでいはないことを思い出しました。
でも、もうい引退、下り坂をおりていくときにあたって
もういちど、やってみようかなと思いました。
立場を変えるとできるような気もしてきました。 -
・チャンスに焦点を当てる
・リーダーはバルコニーに上がる習慣を身に着け、いつも冷静でなければならない。
・みずからの弱点を認める、直感を信じる、「タフ・エンパシー」を実践する、他人との違いを隠さない。
・「ネオテニー」(幼態成熟)の威力
・他者利用型、利害調整型、専門家型、目標達成型、個人尊重型、戦略家型、改革者型
・状況認識、人間関係の構築、ビジョンの策定、創意工夫
・EQの5つの因子=自己認識、自己統制、モチベーション(動機付け)、共感、ソーシャルスキル -
近々研修でリーダーシップを扱うということで、試しに手に取ってみた一冊。
【ざっと内容】
タイトルの通り。ダイヤモンド社がハーバードの大学院で扱うようなリーダーシップに関する論文から10本をピックアップして紹介。
【こんな人にオススメ】
・部下を持ってる人
・部下がいなくてもビジネスでリーダーシップを発揮してる人、発揮しようと思ってる人
【感想】
思ったより面白かった。そもそも恥ずかしい話、「リーダーシップ」について考えたことがなかった。
仕事をする上で「あの人、リーダーとしてどうなの?上司として◯◯が足りてない」という話は耳にするがその定義について考える機会は驚くほど少ないのではないだろうか?
本書に掲載されてる10本の間でその定義に小さなズレはあるものの、「自己認識」、「謙虚」、「隠さない」この辺はリーダーシップを高める上で共通しているように感じた。分かってはいるが、できてる人は確かにほんの一握りだと思う。
後半にかけて若干面白さは下り坂ではあったが、改めて組織におけるリーダーシップの重要性とその資質を学ぶことができた。
本書の最初の論文のタイトルは「リーダーシップとマネジメントとの違い」。これに即答できない方は是非手に取ってほしい一冊。