考える人のメモの技術 手を動かして答えを出す「万能の問題解決術」

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478113028

感想・レビュー・書評

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  • メモやノート術は色々あるが、本書は「メモを書きながら考える習慣」を身に着ける方法を紹介している。学生時代板書ばかりだったので、考えるメモという意識は低かったのではないかと反省。

    メモした情報の5%使えればいいやという気持ちで書きていくという話があったので、まずはインプットノートから実践してみたい。

    インプットメモ:自分の情報感度に引っかかる情報を救い上げる
    ・何を書くべきか→メモの基準を持つ
    ・どう書くべきか→箇条書きで抜き書きし、気付きを伝える
    ・どう使うのか→現状をすべて見える化し、自分の視点で課題を整理し打ち手を構造化する

    アウトプットメモ:取り組むべきテーマや問題に対して前提条件や得た情報をかき出し、自分の知見をミックスしながら、課題の本質が何かを探り、新たな考えを組み立てることが目的
    ・現状をすべて見える化する
    ・自分の視点で課題を整理する
    ・打ち手を構造化する(ノート3分割して、現状→課題→打ち手を書いてまとめる)

  • 既に現役を引退している自分でも、日時生活に役立つようなメモの取り方が学べるかと期待して手に取った本。
    読んでみると、やはりビジネスでの会議や企画、マネジメントを想定した内容がほとんどだった。それに終盤は著者が所属するコクヨ内の組織形態や製品に関するアピールが主体になっていて、半分はコクヨの宣伝用に書かれた本という気がした。
    あえて、役に立ったかなと思う点のみ以下に抜粋した。
    ・メモは外からの他人の情報だけでなく、自分の頭にある価値観や経験からくる考えを引っ張り出す役割を持っている
    ・メモにしても読書にしてもインプットをアウトプットに変換できるようになるべき
    ・インプットで普段からの気づきを書き、アウトプットメモで書きながら考え創造性を高める      ・インプットメモで情報感度、観察力、言語化力、アウトプットメモで俯瞰力、発想力、構想力が高まる
    ・インプットメモのポイント①メモの基準を持つ②要点を箇条書きする③気付きを加える
    ・アウトプットメモのポイント①現状を全て見える化する②自分の視点で課題整理する③打ち手を構造化する
    ・ノートは3分割して、「現状」、「課題」、「打ち手」の欄を作る
    ・書き出すことで、「わかっていること」「わかっていないこと」がめいかくになる
    ・思いつくことを10個以上書いて、3個選ぶ気持ちで考える
    ・打ち手を構造化するには、①キーワードをグルグル囲み、矢印でつなげる②対立するジレンマも書き出すことで両立する方法を見いだす

  • インプットメモ、アウトプットメモは大切。
    私も仕事では、コクヨのシステミックというカバーノートにインプット、アウトプットのノートを挟んでいる。

    どんな基準でインプット側に書くか。
    本書でもその基準の考え方は書かれているが、筆者と同じく、私も迷ったら書くスタンスである。
    したがって、ノートが引き出しに溜まる溜まる…。

    アウトプットは、頭の整理。フローチャートにして物事の流れを頭から紙へ示すことで悶々とした気持ちはスッキリする。現状、課題、打ち手の建てつけもよし。

    メモを取る技術は、学生時代に習得しておくと良い。
    その後の社会人生活で重宝する。

  • メモの取り方に悩んでいる人必読。
    これまで、何となくただ聞いているよりはメモをした方が記憶に残るという理由で何となく書いてました。
    これからは、面談メモ、インプットメモ、アウトプットメモといったTPOを踏まえて書いていきたい。

  • 読んだ本のメモしているが、ひいき目にみてもインプットメモまでだ。まずは、少しづつでいいので、余白に気づきをメモしていこう。

  • 結局は、コクヨのコマーシャル本。

  • この世のメモの種類は大きく分けるとインプットメモ、アウトプットメモ、議事メモの3種類。
    議事メモは会議や授業の記録。
    インプットメモは、知らなかったことや新しい知識の記録に気付きをプラスした内容を、常に書ける状態にしておく。
    アウトプットメモは、日常的に、あるいはなにかを解決したり新たなアイディアが必要なときに、目の前に条件を洗い出し、かき混ぜて新しい対策を生み出す。
    後半はコクヨ社の商品開発の裏側のような内容。

  • この本をきっかけにして、インプットメモを取り始めた。

  • 情報の時代 時々「メモ」のノウハウ本を読むが、目新しさは少ない
    DigitalツールEvernoteをどう連携させるか 
    1.「情報メモ」の重要性→気づき・活用が大事 AIに差別化
    言語化=考える 発散させずに、体系化・収束
    思考のスピード>メモの速さ 乱雑でも良いので遅れずに
    2.ソリューション志向=本質を掴む「なぜ?」を五回(トヨタ)≠対症療法はダメ
    ①現状②課題③打ち手
    マッキンゼー風では①空②雨③傘

  • P46
    どんな時もメモ書け
    箇条書き

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著者プロフィール

1969 年生まれ。コクヨ株式会社 [コクヨの研修]スキルパーク シニアトレーナー。 千葉大学工学部工業意匠学科卒。オフイスインテリアデザイン設計米国インテリア設計事務所留学、働く環境と従業員の行動(創造性、コミュ二ケーション、場のあり方等)に関する分析・研究などの業務に従事したのち、 2003 年より、現職にて法人顧客に対する企業変革コンサルティング、人材育成・教育研修を担当。同時にコクヨグループの人材育成の企画・実施にも取り組んでいる。

「2019年 『プレゼンの語彙力 おもしろいほど聞いてもらえる「言い回し」大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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