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- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478210284
作品紹介・あらすじ
'99年「ノーベル経済学賞」受賞のマンデル教授が経済学を日常生活に適用しながら、やさしく解説。
感想・レビュー・書評
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凡作
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1章の「原理」は面白い。経済学の基礎的な部分がよくわかるし、面白さが伝わる。財とかの話から、限界効用逓減の法則とか、そんなところが学べる。
2章3章は、難しい。
古典派やケインズ派の考え方とか、現在の経済情勢と比較してピンとこないもん。
アメリカが世界通貨としてのドルを持つことで、アメリカの財政政策がもろに他国に影響を与える。赤字に苦しむアメリカがインフレになったり、デフレになったりしたら結構な影響ですよ。一国の財政事情に左右されない世界通貨を管理する組織が必要なんだろうな。いろんな権利が絡んで無理なんだろうけど。
また、面白かったんは、他人が合理的でない選択をしていると、科学的に証明することはできないという点。みんなエコンではなくヒューマンだもんな。
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