- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478470848
感想・レビュー・書評
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決算書を読み解くために注目するべき内容をピック・アップして分かりやすく説明している本です。
単に数字の意味を解説するだけでなく、過去の業績や同業他社との比較を通じてそれぞれの企業の業績についてどのように解釈するべきなのかということにも、具体例を用いて分かりやすい解説がなされています。多くの知識を詰め込む前に、決算書を通して企業の業績を判断するということが、具体的にはどのようにおこなわれているのかを実際に体験してみることができるというところに、本書の一番の強みがあるように感じました。
自分自身で企業の業績を読み解いていくためにはもっと多くの知識が必要だということも痛感しましたが、そうしたことが体験として分かったという意味でも、本書は有益だったように思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読もうと思った理由
決算書についてわかりやすく書かれていると思い、内容を理解したかったから
著者の「稼ぎ力」「経済ドラマ」など独特の説明を取り入れ、決算書を読むうえで、学者等が書かれれるような詳細は抜きで、本当に大事なポイントのみわかりやすく書かれていて大変参考になりました。数年ぶりに再読。 -
勝間さん推薦
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決算書の読み方を解説。初心者には分かりやすい内容
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ビジネス書ブックガイドから、だったか。本書は、最初に著者が書いているのに従い、傍線部や色字部だけを拾い読み。全く知識のない状態からだと訳が分らんと思うけど、これまで読んだ本の中でも、決算書の読み方的な部分はちょくちょく出てきていたから、本書は上記の読み方でも結構いけた。なんだ、逐一読まなくても大丈夫なんだ、ってちょっとビックリ。でも、それだけ重要な部分を的確にピックアップしてあるってことだし、本書の価値を貶めるものではない。著者の目的たる、決算書の取っ掛かり本としては、かなり役立つものだと思う。
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初心者向け、分かりやすい。読みやすい。
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決算書、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフローといった財務諸表の見方を解説した本。
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決算書をどう読むか?
→決算書とは、
1.3つの視点で会社を眺めている
2.人間の行動を貨幣単位で表したもの
数字の意味を考える -
財務会計研修前に予習のつもりで手にとった本。知識ゼロの「決算書って何?」の段階から、掴むべき要点をざっくりと理解するのに本当に役立った。