- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478871072
感想・レビュー・書評
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斎藤幸平の「脱成長」、そして「SDGs」という言葉なんてまだなかった2005年に、同じことを書いていた本が出ていたとは!
15年以上積ん読していたものであるが、いま書店に並んでいてもおかしくない本。
帯には先日逝去した坂本龍一が言葉を寄せている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
メドウズらの「成長の限界 人類の選択」をシステム思考の解説を絡めながら、構成しなおしたもの。
最近、温暖化や持続可能性関係の本を続けて読んでいるのだが、分かりやすさ、そして思想的な深さという意味で、もっとも優れている、と思う。
問題は、温暖化だけではなく、全体的なシステムの問題なんだな〜。まさにポスト資本主義への変革が必要ということ。 -
請求記号:所蔵無し
選書コメント:
システムダイナミックス(World3モデル)を用いて地球の環境収容力(キャリング・キャパシティ)を計算し人類文明の成長の限界を提示した『成長の限界』の内容をわかりやすく説明しています。さらに、デニス・メドウズ、枝廣淳子訳(2005)『成長の限界 人類の選択』ダイヤモンド社を読むと理解が深まります。
(環境創造学部環境創造学科 鶴田 佳史 准教授) -
システム思考を学ぶために読んだ一冊。仮説と、そのシステムの回り方が文章でわかる。環境問題のデータももりだくさんなので、環境プロジェクトに関わるときに再読したい。
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リンさんのソウルオブマネーに掲載あり
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限界を超えた環境を危機から引き戻す知恵 ―
http://www.diamond.co.jp/book/9784478871072.html -
請求記号・ 519/Me
資料ID・100043550 -
「成長の限界」シリーズから、システム論よりわかりやすい提言を重視し、かつ日本人向けに、日本の事例を多くした一冊です。
「成長の限界」シリーズを読んでいるので、新しい情報はありませんでした。
というか、だいぶ内容は平易になっていました。
中高生でも十分理解できる内容だと思います。
現実的な提言もありますし、システム論を用いて様々な反論にもうまく答えていると思います。
環境問題への入門書として、良いのではないでしょうか。 -
ものごとを止められずにズルズルやってしまった場合の傷口の広がりがすごいということがシミュレーションで説明されている。エコがどうこうとかにかかわらず、普遍的に言える話だなーと。