- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479300823
感想・レビュー・書評
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ロングシリーズ耳袋秘帖シリーズの、第一作。
根岸備前守の飄飄とした風格を感じる。妖しい話には人の思惑があるというペーソスが心地よい。
最初の頃は、亡き奥方も出てきていたんだなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集ですが一話完結型に見えて、実はそうではない。ひとつの重大問題を本のはじめから終わりまで抱えていて、各短編で独自に起きる小事件を解決していき、最後に大団円。鬼平もかっこいいけれど、この人は趣がある。
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時代劇だが、スルスルと読めた。物語が幾重も重なり、進んでいく様はとてもスリリング。面白い。
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今でこそこの歳で重責を担う人がいても驚かないけど、人生五十年の頃では信じられないでしょうね。凄いなぁ。
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図書館 20150617 読了
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南町奉行の根岸肥前守が主人公の連作短篇集。
60を過ぎたおじいちゃんながら顔の広さと機知に富んだ見立てで巷の事件をサッと解決。
キャラの魅力と読みやすさで☆4つ。 -
「耳袋」シリーズ。
するすると楽しく一冊を数時間で読み進められます。
短編集ですが、一冊で通すとある人物との対決が解決される、
という視点でも書かれていて、描写がたまに飛ぶので
ちょっと事件解決とからまない?と感じさせる構成に
感じなくもないです。
でも、さらりと読める時代小説。 -
時代小説は今まであまり読んでこなかったけど、これは面白かったです(・∀・)イイ!!
レビューにもありましたが、登場人物が魅力的。
次巻もすぐ読みたい気持ち.+゚(・∀・)゚+.゚ -
赤鬼奉行の登場です
何気ない噂もたどれば言いだしっぺに行き着く
なにか社会学の実験のような奉行様♪
若いときにたいした悪さをやったみたいですね