耳袋秘帖 新宿魔族殺人事件 (だいわ文庫) (だいわ文庫 I 56-7)

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479301479

感想・レビュー・書評

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  • これで何冊目かな…なんか読むのがしんどくなってきた。
    良い話しやしそれぞれは面白いねんけどなぁーーーーー一気読みはシンドイ

  • なんだか、オタクっぽいライバルが出てきましたね。(^^;
    知識の多さを自慢し合うってのはどうかとも思いますが。
    やはり、知識を使えている主人公とか松平とかのほうが頭がよく見えますね。
    今回は今ひとつ怪談色が少なく、どちらかというと、都市伝説みたいな話が中心になっています。
    事件の最後にでてくる 2 つのキーワードの組み合わせが意外で良かったです。

  • いつも通り根岸鎮衛は不思議な事件に耳を止めた。
    南町奉行をしている根岸だが二人の同心を抱えて専門的に不思議な事件を調べさせている。

    内藤新宿で、次々と昔悪だったヤクザが殺されるという、事件が起こる。ただ悪が殺されたというなら放置しても?と思うのだが、その殺され方は証拠を一つも残さず、見事なばかり。

    一つ一つ事件の被害者を探ると、昔起こった奇妙な噂に行き当たった。そこで、現地まで部下を探りに行かせると。


    不思議な事件が、連続し、最後には一つの事件にという
    物語も見事なら、登場人物も丹念に描かれて、シリーズ化も納得!

  • 「妻は、くノ一」と「姫は、三十一」シリーズでは、老齢となり、隠居している松浦静山だが、ここでは、まだ年若く、現藩主の地位であり、随筆集「甲子夜話」を書き始める前で、果敢に南町奉行根岸肥前守鎮衛に怪異の謎解きで挑戦してくる。

  • 宿場町の内藤新宿でやくざが次々に殺された。
    南町奉行の根岸肥前守が事件に向かっていく!!

  • くだらない本。

    『耳袋』や『甲子夜話』から材料を取っているだろうけど、話もばかばかしいものばかりでがっかり。なんだか、折角の『耳袋』を傷つけられた気分。

  • 耳袋秘帖、第七弾。
    今回は栗田の奥さん、雪乃に赤ちゃんが出来たことと、坂巻に思い人が出来たのが、進展、かな?
    個人的にツボだったのが、松平定信から見舞いの品とし山椒魚の黒焼きが届いた下り。思わず、くすり、と笑いってしまいました。あと松平公、結構迷惑な御仁なんだろうけれど、憎めないなぁ。

  • 一粒の光さえない暗闇で行き続ける者。五話を通して「ふまのもの」を追うお話。とにかくおゆうと庄太郎が格好いいったらなかった。このふたりの戦闘シーンなんて本編中の一部も一部なのに端正で鮮やかで、特におゆうには惚れ惚れする。今回は定信の登場回数が多かった。そして、うっかり間違って七巻から読了。全く支障はないけれど。

  • 初版本

  • シリーズ7作目。8作目の方を先に読んだけれど、順番はあまり関係ないね。今回は松平定信がずい分顔を見せている。毎回、『耳袋』のなかの逸話が紹介され、その解釈(根岸の)が披露されるのも楽しい。

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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