実話ホラー 死霊を連れた旅人 (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479306092

作品紹介・あらすじ

旅とは、未知の世界に行くことである。その先に楽しい思い出ばかりがあるとは限らない。旅先で出会った怪異の数々が恐怖の世界に誘う。待望のシリーズ六作目!

感想・レビュー・書評

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  • 著者お得意の山岳怪談に加え、釣行や旅先での奇譚、恐怖譚を集めた怪談集。でもなぜレーベルを変えて出たんだろう?

    初期の「赤いヤッケの男」の頃と比べ、怖さの度合いはだいぶ薄口になっている感じはあるが、山をはじめとした自然の美しさ、厳しさの描写に行数が割かれ、それが話に奥行きを与えている点はこの人ならでは。そこがその他多くの実話怪談とは違う魅力だとも思う……どストレートな怪談を望む読者には不評だろうけれど。

    詳しくは此方に。
    http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2017-02-14

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著者プロフィール

1958年、東京都生まれ。ウェブサイト「北アルプスの風」を主宰。山登りと酒と煙草を愛する。99年、くも膜下出血を発症するも奇跡的に回復する。その後、サイト内にて怪談作品を発表。2004年、『幽』第二号から連載の「山の霊異記」でデビューする。08年に怪談集『山の霊異記 赤いヤッケの男』を刊行。怪談語りにも長けており、さまざまなメディア(怪談TV番組、『R25』、『ほんとにあった怖い話』など)で山の怪談の第一人者として取り上げられるなど活動の場を広げている。

「2020年 『山の霊異記 ケルンは語らず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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