フランス人は年をとるほど美しい (だいわ文庫)

  • 大和書房
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479307211

感想・レビュー・書評

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  • 日仏両方に詳しい著者が書く、年齢や世間体に対する感覚の差・違いが面白くて、スラスラっと読了しました。

    個人的には「自分の1番の味方は自分、パートナーや友達や家族ではない」という箇所が刺さりました〜

    日頃から「私の、私による、私のための人生」を強く意識して生きようとしている私ではありますが笑、時には(特にパートナーに)期待して→ガッカリ、みたいなことで精神的に振り回されることもあって。
    その度に「ダメダメ、もっと自立&自律よ、私!」と自分に発破をかけるのですが、その火薬の一部になってくれそうなフレーズでした。

    ここでもやっぱりアペロは登場。
    やっぱりフランス人には欠かせない習慣なのですね~
    アペロ棚、私も作りたいなぁ♪

  • フランス人が全員年をとるほど美しいかどうかは知らないが、留学した時同じクラスにいたフランス人の女の子はたしかに、本当にわがままで怠惰で毎日おしゃれを楽しんで自分に自信を持っていた。私の年齢に関係なくスキンシップをしてくれる頼もしい存在だった。素敵だなと思った。いつかおばあちゃんになった彼女にもまた会いたいと感じさせられた。
    年をとって似合うと思う服ができること、知識や友人や好きなものが増えること。仕事ができるようになって少しわがままに振る舞えるようになること。年齢を重ねるのはけっこういいことばかりだとこっそり思っていたので、それを肯定してくれる本を読めてうれしい。
    年齢は事実ではあるが、自分自身を変える圧力にはなりえない。

  • 生活スタイルを見直す良い機会になりました。
    「姿勢」と「自分のための時間」には特に意識を向けようと思います。

  • フランス人と日本人ってこんなに違うの?!と思うことが多々ありました(;o;)

    ・日本人女性は肌がきめ細かく、フランス人から見ると陶器のように綺麗
    ⇒ナチュラルメイクだけで十分に持ち味が出る
    ・フランス人に猫背はいない
    ⇒人からどう見られているか意識し、美しく振る舞おうとする
    ・孤独と向き合う
    ⇒1人でいることは人生に必要なこと
    ⇒1人でエンジョイできない人は本当の意味で自由ではない
    ⇒1人の時間は自分と向き合う時間
    ・決断したら振り返らない
    ⇒悩んだら好きかどうかで決めて良い
    ・「羨ましい」より「憧れ」を!
    ⇒自分の個性を再認識する
    ・リトルガールを忘れない
    ⇒いくつになっても素直で自然体のままの少女を自分の中に抱き続ける
    ・スキンケアは一点集中!
    ⇒寝る時には化粧水をつけずに、肌の余計な脂を落とす時間
    ⇒保湿クリームだけはこだわる!高級で質が良いものを使う!
    ・フランスの労働時間を見習いたい、、、!(個人の意見)
    ・本当に気に入ったものを必要なだけ


    私も、気軽にお花屋さんに寄って花束を片手に街を歩いて、お家で植物を愛でる習慣を持った、こころに余裕がある素敵な大人になりたい!!!!そして、花束をさりげなくプレゼントできる大人になりたい!!!!

  • 悩んだら好きかどうかで決めたり、「やったことがないから出来ない」ではなく、「やったことがないからやってみる」みたいに周りに縛られず好きなことをしていきたい。

    物を大切に、お金を使わない贅沢、自分なりに見つけていきたい。


    年をとるほど美しくなる。
    年をとるほど楽しくなる。
    年をとるほど自由になる。
    年をとるほど若くなる。
    年をとるほど経験が増える。
    年をとるほど可能性が増える。

  • 30代になって結婚~出産~とか周りは言ってるが、自分のタイミングがあるしあまりとらわれずに生きていこうと思いました!
    結婚しなかったらしなかったでそれも人生!!

    30歳からは丁寧に楽しく朗らかな毎日を過ごしたいな~

  • 自分が幸せじゃないのに、周りを幸せにできるわけないって書いてあって、ハッとさせられた。もっとわがままになっていいし、自由に生きていい。
    人生1度しかないのに、何を躊躇してるんだろう?と前向きになれる作品だった。

  • 前も似たようなの読んだことあるけど、改めて読んでみた。

    私のマインドはフランス人女性の価値観と差異があまりなかったけど、年齢で枠組みを作ったりするのは染み付いてるフシがあるなあと思った。

    あと単純に女性の美しさが、ボルドーワインと同じで年を取るからこそ深さが出て成熟し、その魅力が磨かれるというのがシックリくる。外見至上主義では測れない物が人にはあまりにも多すぎるんだよなあ。

    もっと自分の直感と価値観に信用して、堂々と生きようと思う。わがままは褒め言葉でもあるんだ。我慢して良いことなんて確かに無かった。

  • 日本とフランスの違いがよくわかった

    日本は20代、30代とか
    何歳以下、何歳以上とか
    何かと年齢で区分けされてる

    そういうのが年齢に対して偏見を作り
    年を取ってる人は〜、若い人は〜
    という世の中になってて
    他人の目が気になったり
    何十代だから〜とか
    行動しにくくなってるのではないか

    年齢に支配されず
    自分らしく
    人と違うことに

  • 女性向けの内容だが自分にも参考になるフランス流の生き方を学べた。同調圧力に屈せず自分のやりたいことを貫くことの大切さ、パートナーを大事にすることの意味を再認識できた。

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著者プロフィール

国際ジャーナリスト。エッセイスト。日本とフランスの懸け橋として、NHKテレビ「フランス語会話」出演のほか、新聞、雑誌への執筆、講演など各方面で活躍中。著書多数。2015年レジオン・ドヌール勲章を受章。

「2019年 『パリジェンヌはいくつになっても人生を楽しむ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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