- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479308133
感想・レビュー・書評
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傾聴とは何か、気になっていたけれども今回初めて本を読んで知る事になった。
普段の生活、仕事にも役に立つのだろうと思う。
そのために必要とされている事が、分かりやすく書かれていた。
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この本を読んだからってすぐに傾聴の技術を身につけられるわけではないけれど、いつも手に取れる場所において、ときどき見返す事で、周りにいる誰かが苦しい時に相手の物語りに寄り添い、少しでも辛さを和らげる助けになれたら、 そんな人になりたいと思う。
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家族や身内が歳をとる前に、具合が悪くなったりする前に読んでおきたかった。
安易な励ましや、良かれを思っての声かけが、間違っていたかもしれないことを知った。相手の立場になり切れてなくて、複雑な思いをわかってあげられなくて悔やむ。
せめて、これから少しでも思慮深く接することができるようにしたい。
身体、精神、社会、スピリチュアルの苦しみ悩みを聴く
和顔愛語、優しい顔で親愛のこもった言葉で
ミラーリング
聴く→質問する→応答する(相槌)→共感する(理解していることを伝える)→聴く
開かれた質問(イエスノーでは応えられない、受け手の自由な応答を促す質問)
質問に取り込む問題は一つにする
頷き、反復、質問、沈黙 沈黙はいけないことではないんだな。
私の人生の始まりにあなたがしっかりと付き添ったように、あなたの人生の終わりには私が付き添いたい。私が生まれたことで喜んでくれた人がいたことで私の人生も価値あるものだったと思いたい。かかわったすべての人に感謝をこめて。 -
誰しもが自分の人生の物語を紡いでいる。相手の物語を読み、背景を知ることこそ、人が真の意味で理解し合える未来につながる。
映画や本など、物語が持つ力を感じた。遠い世界の誰かのことを理解するために、使っていけたらいい。
傾聴する中で、無言を恐れる必要はない。真の意味で寄り添おうとすれば、安易な励ましや共感の言葉など、簡単に出てこない。
共に生き、理解したいという姿勢を見せ続けることが、救いになる。
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傾聴力とは、相手の「物語」に注目し、認め、背景を知り、理解しようと努めること。相手をわかった気になるのは簡単だが、本当に理解するのは困難。氷山の水面下部分を知るために大切なのが「傾聴力」である。
本書では、聴くための技術の紹介というより、主になぜ傾聴力が大切なのか、傾聴を通して何ができるのかにフォーカスされている。自分が求めていた傾聴に関する話ではなかったが、本書を通じていかに自分が未熟で相手に寄り添えていなかったかに気がつくことができた。
なかなか実践は難しいが、本書で学んだことを心に留めて、普段の会話や相手との接し方に活かしたい。 -
参考図書