- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479681731
作品紹介・あらすじ
お節介なほど親切に、手を差し出してくれる。見知らぬ人との会話に救われることもある。孤独さえも、温かく包んでくれる。誰もがありのままでいられる街の、出会いと出来事。累計24万部『ニューヨークの魔法』シリーズの著者、最新エッセイ集。
感想・レビュー・書評
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初めてNYに訪れた時、そしてNYに住み3 年半経った時、NYはわたしの第二の故郷になった。NYにいたい理由が沢山できた。楽しいだけじゃない、孤独を感じるし生きていくのに必死にならなきゃついていけない。疲れる時もある、自分でもわからない寂しさに襲われて、不安になる夜もいくつもあった。だけど、帰りたいと思える場所。この本に書いてあるように、「そうそう、そうなの!だからわたしはNYが好きなんだ」と共感させてくれる。そして優しいNEWYORKERの友達たちは、相手をリスペクトし、話に耳を傾け、いつでもハグを忘れない。何度「love you」と伝えあっただろう。そして何度道ですれ違うだけの人たちに助けられただろう。他人に愛を与えることを忘れない人達がたくさんいるのだ。
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旅行記、として分類してあったけれど、これはエッセイの棚に入れてやる方がいいのでは?と思った。
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学生時代にニューヨークへ2回行ったけど、また行きたいと思った。
NYの何がそんなに良かったのか。
雰囲気?都会だから?世界中の人がいるから?
言葉にできなかったものをこの本が代弁してくれた!っていうスッキリ感(^ ^)
孤独で厳しい街。でもとても暖かくもある街。
道で地図を見ている私に、大雪の中足を止めて
"Do you need help?"
と言ってくれた黒人女性。
マクドナルドで次はどこに行こうかなーと考えていると
"Where are you from? Welcome to NY!"
と話しかけてきた若い男子学生さん?。
別に普通のことなのかも知れないけど
みーんな "NYって良いとこでしょ!?"
とでも言いたげな雰囲気があったなー笑
ちょっと寂しい時、毎日に疲れたときに
スタバとかでコーヒーを飲みながら読むと
元気がでます。ちょっと前向き気分になれる。 -
全体のトーンが静か。季節でいうと冬のよう。
著者がとてもマジメな方なのだろうな。
ただ、読んでいてあまり気持ちが晴れない。
心温まるお話がいくつもあったのに。 -
295.3
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大好きな岡田さんの新しいエッセイ
こちらもニューヨークが舞台になっています
今までのニューヨークシリーズ同様、心がホッコリするエピソードばかり・・・
寝る前に読んでは、ちょっと涙したり、笑顔になったり
またまた私の大好きな本になりました!
最後に書かれてある映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」について
私もこの映画を観たけど、やっぱり人それぞれ受け止め方が違う
岡田さんの場合、ニューヨークに住んでるし、そこはやっぱりもっと身近な内容なんだろうな
ニューヨークシリーズを読んだ後にいつも思う
自分とすれ違うだけの人も、もっと大事にしたいなぁって・・・
岡田さんのエッセイに出てくるような人たちのように、近すぎず、離れすぎず
そっと手を出したり、言葉をかけられるような・・・
もしかしたらこれが一期一会なのかも知れないなぁ
あまりにも楽しみすぎて一気に読んでしまったので、今度はゆっくり味わいながら
寝る前に読みたいなぁ~