ニューヨークを探して

著者 :
  • 大和書房
3.66
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本棚登録 : 121
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479681731

作品紹介・あらすじ

お節介なほど親切に、手を差し出してくれる。見知らぬ人との会話に救われることもある。孤独さえも、温かく包んでくれる。誰もがありのままでいられる街の、出会いと出来事。累計24万部『ニューヨークの魔法』シリーズの著者、最新エッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 初めてNYに訪れた時、そしてNYに住み3 年半経った時、NYはわたしの第二の故郷になった。NYにいたい理由が沢山できた。楽しいだけじゃない、孤独を感じるし生きていくのに必死にならなきゃついていけない。疲れる時もある、自分でもわからない寂しさに襲われて、不安になる夜もいくつもあった。だけど、帰りたいと思える場所。この本に書いてあるように、「そうそう、そうなの!だからわたしはNYが好きなんだ」と共感させてくれる。そして優しいNEWYORKERの友達たちは、相手をリスペクトし、話に耳を傾け、いつでもハグを忘れない。何度「love you」と伝えあっただろう。そして何度道ですれ違うだけの人たちに助けられただろう。他人に愛を与えることを忘れない人達がたくさんいるのだ。

  • ニューヨークに生きる普通の人々の横顔がほっとする文体で書かれています。ニューヨークで生きる人々が、他人なのに、お互い気遣ったり声を掛け合っている様子が目に浮かんできます。豪華で、きらびやかなニューヨークの違ったまた素敵な一面が見えてきます。

  • ふむ

  • 旅行記、として分類してあったけれど、これはエッセイの棚に入れてやる方がいいのでは?と思った。

  • 学生時代にニューヨークへ2回行ったけど、また行きたいと思った。
    NYの何がそんなに良かったのか。
    雰囲気?都会だから?世界中の人がいるから?
    言葉にできなかったものをこの本が代弁してくれた!っていうスッキリ感(^ ^)

    孤独で厳しい街。でもとても暖かくもある街。

    道で地図を見ている私に、大雪の中足を止めて
    "Do you need help?"
    と言ってくれた黒人女性。

    マクドナルドで次はどこに行こうかなーと考えていると
    "Where are you from? Welcome to NY!"
    と話しかけてきた若い男子学生さん?。

    別に普通のことなのかも知れないけど
    みーんな "NYって良いとこでしょ!?"
    とでも言いたげな雰囲気があったなー笑

    ちょっと寂しい時、毎日に疲れたときに
    スタバとかでコーヒーを飲みながら読むと
    元気がでます。ちょっと前向き気分になれる。

  • 図書館より。

    さらりと読了。読みやすかった。

    ニューヨーク。
    行ったことは無いけど、一度はいってみたいかも。

  • 全体のトーンが静か。季節でいうと冬のよう。
    著者がとてもマジメな方なのだろうな。
    ただ、読んでいてあまり気持ちが晴れない。
    心温まるお話がいくつもあったのに。

  • 295.3

  • 大好きな岡田さんの新しいエッセイ
    こちらもニューヨークが舞台になっています
    今までのニューヨークシリーズ同様、心がホッコリするエピソードばかり・・・
    寝る前に読んでは、ちょっと涙したり、笑顔になったり
    またまた私の大好きな本になりました!

    最後に書かれてある映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」について
    私もこの映画を観たけど、やっぱり人それぞれ受け止め方が違う
    岡田さんの場合、ニューヨークに住んでるし、そこはやっぱりもっと身近な内容なんだろうな

    ニューヨークシリーズを読んだ後にいつも思う
    自分とすれ違うだけの人も、もっと大事にしたいなぁって・・・
    岡田さんのエッセイに出てくるような人たちのように、近すぎず、離れすぎず
    そっと手を出したり、言葉をかけられるような・・・
    もしかしたらこれが一期一会なのかも知れないなぁ

    あまりにも楽しみすぎて一気に読んでしまったので、今度はゆっくり味わいながら
    寝る前に読みたいなぁ~

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著者プロフィール

作家、エッセイスト。
読売新聞アメリカ現地紙記者を経て、現職。高校、大学、大学院で各々米留学。85年からニューヨークに住む。現在は、東京とニューヨークを行き来しながら執筆を続ける。
著書に、『ニューヨークのとけない魔法』をはじめとする「ニューヨークの魔法」シリーズ(全9冊、文春文庫)、『泣きたくなるほど愛おしい ニューヨークの魔法のはなし』(清流出版)、『奥さまはニューヨーカー』シリーズ(全5巻、幻冬舎文庫)、『アメリカの家族』『ニューヨーク日本人教育事情』(ともに岩波新書)などがある。

「2022年 『ニューヨークが教えてくれた"私だけ“の英語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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