- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479771753
感想・レビュー・書評
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JFkことジョン・F・ケネディ大統領はなぜ、43歳と言う若さで世界最大、最高の権力者の座についたのか?本書は彼の駆使したという「金と名声をつかむ極意」を紹介したものです。やはり彼は偉大でした。
僕が初めてJFKのことを知ったのはテレビのドキュメンタリーで紹介されていた彼の暗殺の瞬間。次に彼の時代でアメリカで学生時代を謳歌していたノビー落合こと落合信彦氏の著作からでありました。本書はJFKがいかして43歳という若さでアメリカ合衆国大統領という世界でも最大・最強の権力の座についたのか?ということをケーススタディにして彼が権力をつかんでいったノウハウやセルフプロデュースの手法など、全50手を心理学者である筆者が分析・公開したものであります。
その例をいくつかここに挙げると、
「7割与えなければ人は満足しない」
「『恐怖』で煽ると何が起こるか」
「イヤなことを喜んでやらせる方法」
「やさしくするより厳しくしたほうが慕われる」
「暴言を吐いて、心の隙間に入り込む」
「面倒な交渉での勝ち方」……など。
さまざまな手練手管を用いていることに驚かされました。
特に自分の目を引いたのは「人の評価は「実力」より見た目で決まる」という箇所で、自分自身が人を「見た目」で判断していることにわれながら驚きつつ、『見た目だけで評価しないでくれ!』などというなんとも矛盾極まりないことをつい最近まで思っていたことに大いに恥じ入ってしまいました。やはりセルフプロデュースにも『見た目』の要素は重要なものなのだと。
後はあんまりそればっかりでもだめなのでしょうがある場面では『ワンマン』になる。ということも必要なんだということも彼の言動から学ぶことができました。自らの下した判断が、世界の行く末を左右するのだ、ということは想像もできないようなプレッシャーがあるのだと思います。その中で『よりベター』な決断を瞬時に下していく。その大切さをこの本から学んだような気がいたしました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
核心的な話なし。
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ジョン・F・ケネディのエピソードを交え、心理学を用いた人身掌握術に近いような内容。
権力のつかみ方=好感度upにも近いかもしれない。
印象的なところを1つだけ。
自信がなくてもゆっくりと大きな声で話す。そうすることで、相手からは自信に溢れ、余裕があるように見える。 -
ぎょっとするタイトルだけど、中身は「人望の集め方」みたいな感じである。いろいろ引用されている心理学の実験(の解釈)がどこまで正しいのかは、僕にはよくわからない。
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①人の上に自然と建てるようになるには?
・接触回数↑
・約束守る
・おごる(7割与える)
・やってみようとおおばらを吹き、行動、改善していく
②カリスマ性を身に着ける方法は?
・ゆっくり大きな声
・いい人でも優しい人でもなく、明るくて厳しい人
・ドジ体験を披露
・数字を入れて説明する
③気づき
・恐怖は人を動かす(~した方が良い、さもないと~)
・追わない人脈を切る -
タイトルはギョっとするけど、J.F.Kの人間性を用いての自己啓発本。
リーダー向け。読んだ中で1番好きな自己啓発本かも。 -
ケネディ大統領をモデルにした人間関係スキルの指南書。ケネディ流の人付き合いの方法やリーダー術などのヒントを紹介している。
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企画としてはおもろいんですが、ケネディの発言にかこつけて著者の思うところを述べてる啓発本です。自慢話も出てくるし。