- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479784371
感想・レビュー・書評
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「あと伸び」っていい言葉ですね。
私は乳幼児期の子育てを疎かにしてしまった自覚しかなく、これから小学校へ入学してどう挽回できるだろうか……と思い悩んでいたので、本書を読んですごく希望が持てました。これからの習慣と工夫で、子供はまだまだぐんと伸びる。
p26 安心できる空間で子どもが好きなことに没頭している時間は「意味のない時間」=「だらだらしている時間」と捉えられがちですが、あとからグングン伸びてくる子に共通しているのは、没頭している時の集中力の高さと維持できる時間の長さなのです。
p87 事実、本当に伸びる子たちというのは、仮に70点を取ったとしたら丸がついている70点はどうでもよくて、「この30点、なんで間違っちゃったんだろう⁉︎」と、ミスの分析やわからなかった問題がわかるようになることに、わくわくしているような子たちです。
p88 なぜ伸びる子たちはこのマインドでいられるのかというと、幼児期に①好奇心から生まれる違和感に対して素直に行動し、②よく観察する力を伸ばし、③夢中になる経験をたくさんし、④思う存分やりつくした満足感を知っているからと言えるでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
安心できる家庭環境があれば、子供は育つ。
能動的な集中力をつけさせる。パズル、将棋など。 -
花まる学習会の経営者による本。
塾や習い事の選び方、家庭学習のしかたなど、参考になる部分が沢山あった。今後も、迷ったらまた読み返そうと思う。 -
家は子どもにとっての安心できる場所(灯台)であるべき、みたいなお話は良かった。教育虐待しがちな家庭には「あと伸び」みたいなキャッチーなアプローチが有効なのかもしれない。それが子どもの幸せ、子どもを守ることにつながるのかも。
言っていることに大きな異論はないけど、結局、「優秀でなければならない」という圧があって、しんどい(「優秀とは何か」も気になるけど、割愛)。「優秀」でなくても幸せに生きていける社会が良い。
あと、全体的に母親が子育ての中心を担うという価値観のもとに書かれているので、違和感。そういう自分自身の価値観に無批判で、アップデートしていこうという気もないのか。それで他人の(子どもの)教育を語るのかぁ…という残念な気持ちになってしまった。
伸び伸びしているようで、息苦しい。子どもが幸せなら良いけど…という感じ。 -
読んでいて取り入れたいことがたくさんあった。
子どもが安心できる、家族がくつろげる空間が大事。 -
先取り学習よりも、子供の興味のある事をやらせた方が良い。
子供は集中力をつけて、興味のある事から派生して様々な事を学んでいく。
特別な事をしなくても少しの親の工夫で子供は伸びる。 -
「遠くまで光を届ける灯台のような家」この言葉が一番響いた。子供に毎日毎日、口うるさく言っていたらそんな風には思ってくれない。内容をちょっと忘れる頃、1ヶ月に1度は読み直したい1冊。