考え方のつくり方―自分のアタマで考えるメソッド

著者 :
  • 大和書房
3.31
  • (2)
  • (1)
  • (9)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 30
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479791287

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 物事の捕らえ方が人により千差万別であるように、情報はアプローチにより様々な形をとる。
    物事を一つの面からではなく多面的に捉えられるようになる為の方法と実例が書いてある。
    が、アプローチに仕方の紹介にそこまで目新しいものはなかった。
    気に入ったのは下記の3つ。
    ?・意見を否定して、人格を否定しない。
    ?・歴史という観点。昔はどうだったか、これからどうなるのだろうか。
    ?・隠れた前例、常識から疑う。

    どれもこれも解ってはいるが実際に行うのは難しい。
    頭の片隅にでも置いておくと良いかと。

    正直、これを読むなら「カブール・ノート」一冊読んだほうがよっぽど有益な気もする。
    普段、自分がどれだけ事柄を表面的に観ているかを読書を通して思い知る。


全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1960年、東京都生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、コピーライターを経て、講師・ファシリテータ、執筆、コンサルタント(人材、人事、経営)として活動する。論理思考を教える仕事と出会い、グロービスをはじめ、ビジネススクール、大学、大学院、企業研修などで講師を担当。また、ビジネスパーソンに必須の「教養(リベラルアーツ)」をさまざまなテーマで教えている。ネット上では、政治、映画、アニメなど幅広い分野について評論活動を展開。ポートレートや風景などの写真家でもある。主な著書に『はじめてのロジカルシンキング』『頭がいい人の「論理思考」の磨き方』(かんき出版)
などがある。

「2019年 『56の質問カードで身につくプロの課題解決力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡辺パコの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×