- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479793014
感想・レビュー・書評
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再読。
数字に弱い自分にとても役立つ本。
身につけるまで読み返さないと、なんの成長もないことを実感した。
・感情を抜きにして、合理的に考えると?という視点を持つ
・数字のない議論は無意味
・問題とは目標と現実の間にあるギャップ
・行動は数字を細かく落とし込むほどにやるべきことが見えてくる
・業績好調に見せたいときは累計グラフ
・相手に理解してもらうためには、具体的にシミュレーションを最後までしてしまう。
・メラビアンの法則 言語7%、聴覚38%、視覚55%
・本を読む前は目的を確認して、目次を見て気になるところだけ読むというやり方もある
・交渉時は4割譲歩する
・サンクコストは意思決定の判断材料にしてはいけない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
分かりやすい。
初心者には、とっつき易くて良い。数字化する意味は理解出来る。実践に使うには、もう少し、具体的なやり方も欲しい。 -
タイトル通り、普段あまり数字で物事を考えない人に向けた、数字脳とは何なのかを優しく教えてくれる教科書。
この教科書を読むと、会社で当たり前のように行われている出来事にたくさん疑問を思うと共に、今後どのように考えたらいいかが分かるはず。
やっぱり自分が仕事をしてる時思うのが、数字は嘘をつかないと同時に、ビジネスでは絶対。数字を読めなきゃいけないし、数字を作れなきゃいけない。
私もバリバリの文系なので、ちょうど良い内容でした。
特にいろんな数学の方式を教えてくれるので、新しく学ぶものであったり、またどっかで聞いたことあるなという感じの方式の記憶を蘇らせてくれる。
数字に強い人には退屈するような内容かもしれませんが、てんで数字が苦手、または数字で考える癖がない人は、そんな自分の脳を変えるきっかけを与えるために、本作を手にとってみてはいかがでしょうか。 -
読んでから少し時間が経ってしまったので、メモ程度に。
今自分には数字に対するアレルギーみたいな、苦手意識があって、少しでも数字を見て判断できるような力をつけたいと思って読んだ本。
目新しいことは書かれていなかったように思うけれど、他の本でも言われていることだとしたら、やっぱり大切なことなんだと思う。
・数字で判断する、定量的に考える
・細かい数字に落とし込む
自分が他人の立場だったら、という視点で考えると捉えやすいのかも?と思った。
例えば数字で判断するというのも、上司に報告するにあたり、これだけ効果がありますと言わないといけないのだから、上司の視点で考えたら自分は何を報告しないといけないのかが見えてくるはず。
数字は共通言語、考えたり判断したりする重要指標。
一朝一夕には身につかないだろうけど、少しずつ意識することで変わっていけると思う。 -
数字のさばき方ガイドブック。
本文デザインが美しい。タイプフェイス荒井雅美さんがご担当。 -
プロットする
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新しく、または再認識したポイント
(個人的メモ):
「100万円で進捗度A」の案件と「400万円で進捗度C」の案件では、どちらに注力すべきかわからないが、A=90%、C=40%と進捗度を数値化すると比較できる。
意思決定者に対しては、数字の正確さより、相手の頭を「整理」することを考える。
人は「割安」なものではなく、「割安感」のあるものに惹かれる。
戦略を考えるときは、狙うシェアのパーセンテージを念頭に置く。
意思決定の基準を持てば判断に迷うことがなくなる。
私が考える正しい意思決定のプロセスは次の3つ。
①前提を確認する
②他の選択肢を検討する
③判断材料を定量的に表す
セブンイレブンにおいて、冷やし中華の開発がなかなかうまくいかなかったが、縦軸に硬さ、横軸に弾力をとって麺のコシを数値化しモデル店の麺、前回と今回の麺をそれぞれ比較し、いかに目標に近づいたかを検討することで大ヒット商品を作ることができた。
正しい意思決定のためには「将来入ってくるキャッシュは時間で割り引く必要がある」(WACC)と覚えておく。
遠くの代金より手近のキャッシュを優先して考える。 -
定量から定性的な話をする
数字の目標を作らないと物事は進まない
大きな数字は分解して中身を見る
分解した数字を競合他社と比べる
数字は見せ方で印象が変わる
平均値は山の形を意識する
読み値をパーセントで計算して金額換算する
1案件の受注額×確度90%で仮想金額でよむ
人間は損したくない生き物
人は真ん中の価格帯を選ぶ
シモンソン博士の論文
メラビアンの法則
言語情報7% 聴覚情報38% 視覚情報55%
同じ言語情報でも聴覚、視覚情報次第では 受け止め方が違う
ランチェスターの法則
市場占拠率の下限目標値 26.1%
ハインリッヒの法則
1 29 300
1件の大きなクレームがあったら、29件の軽いクレーム、300件の潜在クレームがある -
図書館
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仕事の中で数字を意識することがほとんどなく、感情や直感任せであったと反省…
こういう系統の本も読んで、少しずつ慣れていきたいなと思う。 -
文系ビジネスマンでも〜というタイトルの通り、理系でない、数字に弱い人でも読みやすく分かりやすかった。
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正しい意思決定のプロセスは
1.前提を確認する
2.他の選択肢を検討する
3.判断材料を定量的にしめす -
法則をいろいろ教えてくれるのは役立つ。ビジネスにいかに数字を役立てるかが書かれているが、もっと根本的な数学との馴染み方を教えてほしかった。
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理系ビジネスマンが知らない9つの数字の法則: Meet Up 大阪 @ blog
http://meetuposaka.seesaa.net/article/407918383.html -
実を言うと「数学力の教科書」と空目して購入してしまったのだが・・・
でも中身は非常に良く,目から鱗が落ちるというのを久々に実感した感じだ.
何となくもやもやと分かっていたことをすっきりと説明してもらえて,気持ちいい読後感.
ビジネスマン必携の一冊ではないだろうか.
ひさびさのお勧め. -
コンサルならではの「統計グラフの見せ方のトリック」とか、著者は元国税調査官だということで、国税が日常からやっている数字力のトレーニング法なんて話が紹介されているのも面白かった。あとがきのエピソードもいい。
トピックがテンポよく並んでいる構成で、次々読ませる文章力も好印象。
なかなか勉強になる。 -
◉数字力とは、数字を使って意思決定への筋道を立てる力のこと。
それは合理的な意思決定を積み重ねていくために最も役に立つ能力である。
メモ
・「数字で示せる目標」をつくらなければ目標を達成することは不可能 (p.34)
・多少強引でも、数字を固めてしまえば動きが変わる (p.43)
・数字力のある人は、まず、大きな数字をブレイクダウンする、つまり「分けて考える」ことをする (p.53)
・数字の精度については、あまり神経質になる必要はない。数字の根拠を説明できればよい。 (p.118)
・ゼロベースで考え、判断材料を数字化して整理する (p.171)
・つねに「機会損失」を意識する (p.187)
2013.05.12 読了 -
「ものごとを数字に置き換えて考えることで問題や課題を把握し、打つべき解決策を考えやすくしましょう」という趣旨の本。
物事を数字に置き換える、とはそれを客観的に眺め直す、ということに等しい。
たとえば「みんなそうしている」といったとき、「その“みんな”とは何人のことなのか?たとえば日本の人口の何%なのか?」と考えていくことだ。そういったことを改めて自分に問い直していくきっかけになる本だと思う。
平均値に関する章と統計値の前提を考え直す章は役に立つ人もあるだろう。
平均値は代表値ではない。本来は分布をみなければなんの意味もない、むしろ実態を誤ってとらえてしまう可能性のある危険な数字である、ということを知っておいた方が良いだろう。
また、政府統計などは前提を知っておかないと誤った印象をもってしまう。たとえば「仕事をしている人の割合」といったとき、それは正規雇用だけなのか?非正規雇用も含むのか?もしかしたら単に求職中の人も含んでいないか?といった具合に、統計値の「定義」を知ることが重要である。 -
分かりやすいがいまいち