お金で不幸にならない11のカルテ ~「いくら稼いでもなぜか貯まらない」と思ったら読む本~
- 大和書房 (2012年5月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479793465
感想・レビュー・書評
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お金の問題を抱える要因は、大人になるまでに体感したお金にまつわる体験にある、という。
主に幼少期に家族内にあったお金の問題。そこからトラウマにとなりお金の問題行動をおこす。問題行動は3タイプに分けられ説明される。
誰もがこの3タイプのどれかには当てはまりそうだ。浪費癖、お金について考えたくなく問題の先延ばしする人、お金をたくさん稼ぐのは良くないと考え清貧で悩む人、ワーカーホリックなどなど。
自分は依存型か。白馬に乗った王子様を待つタイプ。つまり政府でも、宝くじでも、誰かがきっと良くしてくれるというもの。自分でお金について学び、考え、行動しなければ何も変わらない、というやつ。
最終章、本書の1/4ほどの分量で解決法が提示されるが、ここの内容がスッキリしなかった。自分が求めてるような内容ではなかった。
過去のトラウマとなる出来事を表面化する事で癒す。問題行動を起こしそうな時に、その感情に気づく。瞑想する。マネーの専門家に相談する、などなど。どれも微妙な内容。
自分の場合は、若いころのネガティブな体験から無力感を身につけている。努力してもしょうがない。このような無力感を治癒する方向で取り組めば、自分のパワーを実感できる心の枠組みをつくることができる、とある。どうするのかは、上記のような内容。
小さな事からでも、自分で努力して得た達成感を積み重ねる事で、無力感は払拭できるのでは?と自分なりに提案してみる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お金に関する非合理な人間の行為について、心理学的な立場から説明した本。
思いの外真面目な内容だった。
今となっては不都合にしかならない無意識の習慣・信念をチェックし、手放していくための具体的な方法が書かれていて、お金のことに関わらず参考にできそうな内容だった。 -
原因はりかいできた、だから、。?!
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とりあえず今知りたい事は書いていない。
お金を稼ぐ事に嫌悪を抱くことや、浪費することを戒める本。
この段階は卒業したと思う。
具体的に稼ぐヒントが欲しい。