上位20%に入れる人だけが一生成功する ~会社が必要とする人の成功法則~
- 大和書房 (2013年6月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479793915
感想・レビュー・書評
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献本にていただく。
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プロスポーツ選手や歌手などは上位1%に入っても
成功し続けられる人は限られるような厳しい世界ですが、
ビジネスでは、上位20%に入れば成功できます。
本日ご紹介する本は、
上位1%ではなく、上位20%に入ることで
ビジネスで成功するための、
ノウハウを紹介した1冊。
ポイントは
「小さなコツをたくさん」
できるだけたくさんの行動で上位20%に入り、
長い期間それを実践していく。
「成功者が行っていること」
①試してみる
②継続する
③与える
80%の人は、考えるだけで
忙しさに紛れて、具体的な行動ができません。
また、行動しても忙しさに紛れて
継続ができません。
そして、忙しさに紛れて他人との関わりがもてません。
ちょっとしたことですが、なかなかできないことですね。
「投資の時間」
上位20%に入る人は圧倒的に
一般の人に比べて投資の時間を多く持っています。
投資とは、今はリターンがないけれども
将来のリターンのために今やっておくこと。
目の前のリターンのために使っている時間と
将来のリターンのために使っている時間を
書き出してみることが重要。
もしかしたら、
将来のリターンのために使っている時間が
ほぼゼロかもしれません。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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自分を知るとは、他者から自分がどう見られているかを知ること
物事がうまくいかないときは、その行動が他者から見て当然なのかを検証する必要がある
成功者が行っていること ①試してみる ②継続する ③与える
人を動かすときに一番効果的なのは利益を示すこと
批判したり判断を下す前に、相手の立場になって考えるようにする
習慣化するには、将来の果実を得るために、目先の利益を犠牲にすることが必要
上位20%に入る人は圧倒的に一般の人に比べて投資の時間を多く持っている
どんなことが起こっても、自分にとって必要だから起こったと受け止めましょう。
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◆目次◆
1 成功法則―上位20%の人は、成功し続ける
2 コミュニケーション力―上位20%の人は、「えこひいき」されている
3 考える力―上位20%の人は、選択と集中ができる
4 時間力―上位20%の人は、「忙しい」と言わない
5 モチベーション力―上位20%の人は、全速力でタバコを買いに行く
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平均点を上げようとしない。
得意分野を突出させる
できないことをやるとストレスがたまるだけ
生き残れるのは変化できるものだけ
順境の時ほど謙虚になる。
逆境の時は、目の前のやるべきことに集中する。
忙しいとは言わない。 -
聞いたことのある有名なビジネス書の転用が目立ったので、好き嫌いは別れると思うけど、最近の流行りをお手軽に知るにはいい一冊なんじゃないかと。
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●左遷も昇格が遅れるのも自分にとって必要だからと思う
●比較するのは過去の自分だけ
●不満でなく、(建設的な)意見を言う
●どんな法則も「試して」「継続して」「与える」
【読書メモ】
●怒りの原因を紙に書いてみる
●「正しさ」では人は動かせない。「利」で動く
●話す目的を明確にする
●短時間、感情や私見を入れない、結論を先に言う
●相手の言葉を繰り返す。話の腰を折らない
●「正しい」は、人の数だけ存在する。一度、相手の立場に立ってみる -
著者は、「法則」は何も特別なことではなく、当たり前のことをするだけでよく、「上位20%」に入る人は、その当たり前のことができている、と述べています。
「上位20%」というと、ちょっとハードルが高く感じるかもしれませんが、5人の中で一番になればいいということ。そう言われると、何とかなりそうな気もします。
詳細なレビューはこちらです↓
http://maemuki-blog.com/?p=943