まだ「会社」にいるの? ~「独立前夜」にしておきたいこと~

著者 :
  • 大和書房
3.06
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479794165

作品紹介・あらすじ

会社員時代に知っておくべき「一人で生き抜く」知恵。

感想・レビュー・書評

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  • 起業の心得

  • 挑戦的なタイトルはあんまり関係なく、独立するにあたってのこころがまえなどをやさしく書いた本。筆者のまなざしがやさしい(笑)

    ●「淡々とやること」「変に緊張しないこと」「ムリしないこと」

    ●独立するとは、自由な心で生き、かつ自分のやり方で、社会(他者)に価値を提供してゆく、ということの一形態にすぎない。
    一番下の土台には、精神の自由と安定が不可欠。

    ●スキルを高めるより、期待値を下げるほうがいい。余裕率を上げること。

    ●自分で自分を俯瞰して操縦している感覚をめざす

    ●独立における最大のコストは「メンタルの浮き沈み」

    ●人生のバランスシートの資産
    =「キャッシュ」「クレジット(信用)」「スキル」「プリンシプル(一貫性)」「つながり」「健康・生命力」
    後ろにいくほど、失うと新たに得るのが難しいもの。簡単にお金に替えてはいけないもの。

  • あまり印象に残らない。
    今の時代に読んだからかもしれない

  • 自立するための考え方やメンタルコントロールなど、独立を考えてない方にも読んで欲しい?

  • ・ブルーカラーとホワイトカラーの中継をするだけのグレーカラーが8割

    ブルーカラーというと肉体労働者というイメージだが、医者もクリエイターもブルーカラーに該当するのかもしれない

    ブルーカラーの仕事にホワイトカラー(本当に優秀な)がレバレッジをかけるイメージ
    グレーカラーは特に価値を生まない
    派閥争いでも仕事をしたことになる

    ・ホワイトカラーであるマネジメント層は会社を超えて流動的に移動するがグレーカラーからホワイトカラーへは出世の壁がある

    ・昔は誰もが独立していた。独立は「向き・不向き」の問題ではなく、誰でもできる単なるスキル・技術、そして姿勢の問題にすぎない

    ・仕組み化、エフェメラライズ

    ・独立後はコミュニケーションコストが高くなる。能力の高さより謙虚さで優秀さの面積を広げる

    ・何「を」やるか、より 何「で」やるか

  • ただやみくもに退職を勧めるのでは無くある程度のスキルを持ちそれでも迷っている人へのメッセージと捉えた。果たして自分はそれに該当するのか・・・?反面著者は一度社会からドロップアウトしてみるのもいい経験と述べている。これには同感。半年くらいニートでも良いかも知れない。

  • コンサルタントは「混沌とした中から物事を整理し、やるべきことを明確にすること」が仕事でもあるので人脈や仕事を振ることの重要性を身をもって知っている人の言葉は身に染みる。ただ自分の場合は「求めることを正確に伝えられない自分」からスタートすることが大事だなと思った。起業本の中でも一部上場企業就職を目指す若者向けに良い本かな。

  • 独立するのに必要な知識を並べる本
    なんか軸みたいなのが見えにくい。

    責任の重さが自由度を上回らないようにする
    社会に合わせているかx自分に素直に生きてるか

    独立①孤独に耐える勇気②上位10%の技術③尊敬できるメンター④手伝ってくれる親友⑤燃え尽きないまでの費用⑥MBAなどの知識

    能力を上げるより期待値を下げることで余裕率を上げる
    メンタルログ①余裕度②体調③ワクワク④才能に近いか⑤信頼を積むか消費か
    コミットはするが執着はしない
    ロールモデルを見つけてそこから盗む

  • 独立を考える人に向けたタイトルだけど、働き方の本として、チャートを組み入れながら、分かりやすくあり方と、やり方を解く本。

    以下は、ネタバレの心にささった文言。

    独立するなら、

    ・メンタルマネジメントが勝負!
    ・スキルを高めるより、自分の期待値を下げて「余裕率」を、高めろ(直観力が、鋭くなる)
    ・調子の悪い時期を見越して、あらかじめリフレッシュの計画を立てる、結果的にリフレッシュできなくても、オプションコストとして許容しよう
    ・バリューを与える働き方を意識!
    ・相手の期待からコミットを設定、他の人の力も借りながら実行する、結果的に120%期待値を越えれば信頼残高が積み上がる
    ・優秀さとは能力と謙虚さの掛け算
    ・信用を上げるために、信用を下げる行動の量を減らす(人をイラつかせる言動や癖を矯正する)

  • ・仕事は最初に期待値を設定し、相手の期待値を20%超える結果を残すことで信用残高が積み上がる(120%ルール)

    ・未来のビジネスを考えるために、子どもを見る

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著者プロフィール

山口揚平(やまぐち・ようへい)
事業家・思想家。早稲田大学政治経済学部卒・東京大学大学院修士(社会情報学修士)。専門は貨幣論、情報化社会論。 1990年代より大手外資系コンサルティング会社でM&Aに従事し、カネボウやダイエーなどの企業再生に携わったあと、30歳で独立・起業。劇団経営、海外ビジネス研修プログラム事業をはじめとする複数の事 業、会社を運営するかたわら、執筆・講演活動を行っている。NHK「ニッポンのジレンマ」をはじめ、メディア出演多数。著書に、『知ってそうで知らなかったほんとうの株のしくみ』(PHP文庫)、『デューデリジェンスのプロが教える 企業分析力養成講座』(日本実業出版社)、『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』(KADOKAWA)、『なぜ ゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?』(ダイヤモンド社)、『10年後世界が壊れても、君が生き残るために今身につけるべきこと』(SBクリエイティブ)、『新しい時代のお金の教科書』(ちくまプリマー新書)などがある。

「2021年 『ジーニアスファインダー 自分だけの才能の見つけ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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