神速スモール起業

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479796077

感想・レビュー・書評

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  • 高評価をつけている人がいたので、読んでみた。
    最近、副業という単語を耳にするようになった。そんなに簡単にできるものかと思いつつ本書を開くと、以下4つのコンセプトが冒頭でわかりやすく説明されていた。導入が本当にうまい。90分ならと、つい読んでしまった。
    (1)90分で本書を読み終える。
    (2)かける費用は1万円以内。
    (3)24時間以内に自分のビジネスを立ち上げる。
    (4)1ヶ月以内に結果を出す。

    副業でなくとも、今の時代に何かしら事業を起こすのならインターネットを活用することになると思う。今なら個人であっても数多くの便利な Web サービスを利用できる。それらのサービスは、本書のいう「スモール起業」の敷居を低くしてくれているようだ。

    以下のようなサービスを利用すれば、自分の本業で培った技術を一般に売り出すことができる。これらに登録すれば、起業への第一歩を踏み出したことになる。成功するかは別として。
    タイムチケット https://www.timeticket.jp/
    ココナラ https://coconala.com/
    ストリートアカデミー https://www.street-academy.com/

    他にも、自分の事業を販促できるサービスもある。SNS で宣伝するのは当たり前になっているし、Web サイトを作るのも簡単にできる。スポットコンサルといって、専門家のコンサルを受ける橋渡しをしてくれるようなサービス(ビザスク https://service.visasq.com/)まであるらしい。

    起業というと、とても敷居が高く、失敗すると怖いようなイメージがある。しかし、起業は必ずしも人生をかけてやるものではない。今の時代なら、個人でも小さなビジネスで小さな収入を得ることができる。それを「スモール起業」と呼んでいるようだ。

    本書はとても読みやすく、起業という言葉についての新たな認識を得た気がする。今は新しく便利なものがどんどん生まれている。

  • # 書評☆5: 神速スモール起業 | 「90分で読了→24時間以内に起業→30日後に成功」の手短でわかりやすく実現可能なスモール起業術

    ## 概要
    - 書名: 神速スモール起業
    - 副題:
    - 著者: 小山 竜央
    - ISBN: 9784479796077
    - 出版: 2017-08-31
    - 読了: 2020-07-02 Thu
    - 評価: ☆5
    - URL: book.senooken.jp/post/2020/07/07/

    ## 評価
    スモール起業術について書かれた本となっている。

    この本の最大の特徴は,冒頭のキャッチコピーにもある通り,「90分で読了→24時間以内に起業→30日後に成功」を念頭に置かれているところだ。

    まず,はじめに序章でスモール起業において役に立つWebサービスを挙げている。知らないサービスばかりだったので,ここだけでも有用だった。

    自分の趣味や得意分野を軸に,その中に存在する「不」 (不満,不効率,不利益など) に焦点をあて,さらにターゲットを絞り込んだ商品を考え,それを冒頭で挙げたココナラのようなスキルマーケットで販売を目指すというものだ。

    分野でいえば情報商材に考え方は近い。

    書籍全体が読みやすく,スピード感も適切で,実際にできそうだなと思える内容だった。

    その他,書籍の中で時間をブロッキングするとか,絞り込むというところで,最近読んだ『[「ひとり会社」の起こし方・育て方](https://book.senooken.jp/post/2020/07/02/)』や「[ブチ抜く力](https://book.senooken.jp/post/2020/04/05/)」に重なる部分があった。

    参考になる部分が多く,付箋だらけになってしまった。

    ## 結論
    自分一人で起業するという点では,具体的でわかりやすく,スピード感もあり,有益な情報も多数ありとてもよかった。

    実際にこの本を読んで,ココナラに出品できた。自分をそうさせるだけの力のある本だった。

    欠点があるとしたら,あくまでスモール起業であり,その先の広がりはまた別というところだろう。

    著者が気になって調べると,怪しい部分はあったが,本書自体はとてもよかった。

    手元に残して今後の参考にしたいと思える本だった。

  • この本を読んで24時間以内に形はどうであれビジネスをスタートできた。
    本だけ読むでは無くて実際に動き出せるので、効果はある。

    p12 1ヶ月で結果がでなければやめる!とルールを決めてスタートすることが肝心。

    p26 神速ツール idobataなど。
    ⇨強力なアプリがたくさん。

    p45 働くという言葉にははたを楽にするという意味があります。あなたの周りの困っている人、悩んでいる人を楽にしてあげることが、そもそもの仕事であり、ビジネスなのです。
    ⇨周りを楽にしよう。

    p50 何をどんな風に、どんなレベルで困っているのか、悩んでいるのかをイメージできなければ、いくらメイクの知識や技術をもっていてもビジネスにはなりません。

    p54 初期投資に1万円以上かけてはいけない。ビジネスを立ち上げるのに24時間以上かけてはいけない。1ヶ月以上たって、結果の出ないビジネスを続けてはいけない。

    p65 ビジネスの三原則 スピード、ボリューム、インフラ

    一回の稼ぎは100円でも、1000円でも構いません。それを確実に稼げる状態になったのなら、今度はそのボリュームを増やしていけばいいのです。

    p79 スモールビジネスに限らず、時間をつくるポイントは以下の3つです。

    小分けにする、マルチタスクでする、ルーティンにする。

    日常に埋もれている5分、10分を確保し、その時間だけはしっかりとスモールビジネスに向き合うことからはじめてください。
    ⇨毎日考えないと。

    p83 リノイットというビジョンボードのサイトを使って、嫌でも見えるようにしている。やるべきこと、やりまいこと、実現したい夢、ルーティン、
    それを何十回、何百回も見ていると、仕方なくやりだすんです。

    p97 ただ単に料理を教えるとか栄養指導する、ワイン選びを教えるというだけでなく、誰の、どんな悩みに応えているのか考えてみてください。
    そこがあいまいなうちは、その先でいくらがんばっても、1ヶ月で結果が出ることなどあり得ません。
    ⇨そうですね。

    p101 なんでも治しますよという病院よりも、あなたが困っているガンについて、ピンポイントで専門的に治療しますという病院の方が信頼性も高く、説得力も増すからです。

    p102 料理を教えます⇨専門性が低い
    男に愛される料理を教えます⇨専門性が高い

    p114 あなたのスモールビジネスでは結局何が得られるのですか?実際に何を持って帰れるのか?
    プレゼントこそが差になる。あなたのビジネスではお客さんが得られる価値と物理的に手にできるものがはっきりしているでしょうか?
    ⇨なるほど。

    p123 それによってお客さんがどんな体験をするのかを考えるようにしましょう。

    p141 お客さんにとってもっともわかりやすいのは当日の流れ、タイムスケジュールが載っていることです。

    p147 ここまできたら次にやるべきはとにかく売ってみるということ。

    p161 これを見ながらビジネスを考える。

    p175 数字の入っていないものは説得力がゼロになる

    p193 箇条書きで読みやすい体裁になっているか

    p194 ワンクリック、魔法など煽りワードの数々は徹底して排除した方がいいでしょう。

    p197 価格、値段、コストを投資、授業料という言葉に変える。価値があるもの、役に立つもいう印象を与える。

    p202 私たちと一緒に●●しましょうという表現がベストです。

    p208 今日の料理教室はいかがでしたか?と感想を尋ねたりする。

    p209 LINE WORKSならビジネス用のアカウントが作れます。

    p212 2番目のイベントについては少なくとも年に一度はお客さん、参加者、関係者などが集まる催しを企画するということ。

    p225 あなた自身がスモールビジネスを立ち上げられずにいるとしたら、すでに同じようなジャンルのビジネスを立ち上げ、成功している人のセミナー、イベントに行ってみればいいのです。

  • スモールビジネスを始めるにあたっての心構えを知るために良い本

    自分の常識は、誰かにとっての非常識
    →他人にとって有益なコンテンツを一つ以上持っているはず

    スモールビジネスの基本:限られたお金と時間を最大に活用して稼ぐ

    大事なこと:自分の周りにいる初心者が何に困っているのかを正確に知ること
      何を、どんなふうに、どんなレベルで困っているか

    何をやらないかを決める
    1、コストがかかることはしない
    2、時間のかかることはしない
    3、一度始めたことにこだわらない

    ビジネスの3原則
    1、スピード
    2、ボリューム
    3、インフラ

    専門性:どの部分に絞り込むか

    与えられるもの、プレゼントを用意する
    →5秒で何が得られるかを説明できるようにする

    ビフォーアフターで、感情の幅を大きくする

    ビジネスはできるだけクリアにする

    具体的な数字をとにかく入れる

    素人の気持ちを忘れるな

    狙った表現はことごとく排除

    自分自身とアポを取る

    専門より先端


    「自分とアポを取って、大型書店に行って、
    雑誌を買い込み、カフェへ持ち込み、
    気になる記事をストックして、
    自分の分野の「今」をリサーチする」

  • 小山さんが、4年前にどのような話をしてたのかが気になって読みました。今となっては、ちょくちょく見かける話がありますが、楽しく読む事が出来ます。起業を考える人だけでなく、会社の中で何を売りにしたいかが分からなくなった人が読んでも参考になりそうです。

  • わかりやすく具体的な内容が書かれていて参考になった。読みながら「自分ならどんなビジネスをするか?」を考えることができていろんなアイデアが浮かんだ。

    ・誰がどんな場面で何に困っているのか?
    ・最後の一文まで手を抜かない。「参加フレーズ」
    ・具体的なイメージができるような旅のしおりを用意する。
    ・個別メッセージをして素早いサポートを。(親近感を持ってもらう)

  • シンプルでわかりやすかった!とにかく動けって感じですね。本屋に3時間こもるはやってみたい

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/704465

  • 40分で読了した。簡潔で非常に読みやすい本。最初の14個のオススメ企業支援ツールだけでも読んだ価値があると感じた。
    実際に自分の特技を売る方法に関しては、3つのサイトを紹介していた。早く売るには、成功者の方法を模倣することが1番という事なので、プログラミング関連の既存の出品者の内容を確認した。
    時給としては、やはりバイト程度にしか稼げないのだなと分かり、そこで私は気持ちが萎えてしまった。
    私には合わなかったが、副業でお小遣いを稼ぎたい、または、自分の趣味でお金を稼げる事自体が目的という人にとってはとても価値があると感じた。

  • 【便利ツールを教えてくれる本】
    スモール企業を「知る」
    アイディアを「作る」
    サービス商品を「売る」
    スモール企業を「続ける」
    の4項目を90分で読んで1日で起業する方法
    すごく簡単にシンプルに知りたいことを全て教えてくれる本Googleより早いすごくわかりやすい。

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著者プロフィール

Apple創業者スティーブ・ウォズニアックを始め、世界的に著名なマーケター達を招致し、マーケティングの普及、後進の育成に努める。マーケティング戦略のプロとしてPRプランナー、出版・SNSコンサルタントなどの顔をもち、特にYouTubeではこれまでに指導・プロデュースした人を含めるとチャンネルの総登録数は7000万人を突破。現在CMOとしてマーケティングと事業のスケールアップまでの指導を行い、M&A、IPOのサポートし自身も投資家とし出資を行う。著書は多数あり『新訳ハイパワー・マーケティング』の監修も務める。

「2023年 『【超完全版】YouTube大全 6ヶ月でチャンネル登録者数を10万人にする方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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