トヨタ流「5S」 最強のルール ~生産性“劇的向上"ノウハウを2時間のストーリーで学ぶ~
- 大和書房 (2018年3月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479796374
感想・レビュー・書評
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5S活動=整理・整頓・清掃・清潔・躾 を徹底することで、職場環境が劇的に改善され、生産性が向上し、利益が上がる!?
トヨタが体系化した「5S」の実践方法と効果を、ストーリー形式で分かりやすく解説したのが本書。
売上の伸びない書店に突如現れた、ドSコンサルタントのエリカが、ズボラ書店員たちに5Sの基礎を徹底的に叩き込んでいく...というのが大まかなストーリー。個性あるキャラクター達の存在も相まって、ストーリーを楽しみながら、自然に5Sについて学ぶことができた。
整理・整頓は、目に見える「物理的なモノ」だけではなくて、PCに保存してあるドキュメントやメール・課題など、あらゆる物事に適用できるはず。溜め込むのは簡単だが、適切に管理し、常に整理された状態に置くことが重要だと痛感した。
自分の場合は、周囲をどう巻き込んで実践していくかが課題。
まずは自分ひとりからでも行動を。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
5Sのポイントがストーリー形式でわかりやすい。本格的に取り組む前の課題図書としては良さそう。
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5s
整理 やることの明確化
整頓 どこにあるかの明確化
清掃 汚れの明確化
清潔 自己管理
躾 習慣化 仕組化 -
一般的なノウハウ本ではなく、物語になっているので、より現場に近い感じでわかりやすい。おすすめ。
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2時間で読めて、5Sの概要が理解できる!
時間単位の知識習得パフォーマンスはかなり高い。 -
書店チェーンの本店を舞台にして、ドSな女性が5Sを説いていく話。
自分も整理整頓といった、5Sはうまくできていないところがあるので、何とかしていきたいなと思う。やっぱりまずは捨てるところかなぁ。家の本だなの整理整頓をしたい。
落書きが多いところでは犯罪が起こりやすいというのは聞いたことあったけど、そのことをブロークンウィンドウ理論というらしい(日本語で割れ窓理論)。犯罪を減らすために町を綺麗にすることも大事なんだろうなと思った。
そういえば、整理の話の中で、座り込む客が増殖しているとあったけど、これは解決したんだろうか。特に解決策が提示されてなかったような気がするのだけど。 -
結構良書。5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)の説明エピソードがシンプルかつ明快で、納得感が高い。1に思想があって、2に規範があって、3に実行があって、4に結果があるという当たり前の段階をキチンと踏んでいるのが非常に好感。(3と4がなくてエンディングにぶっ飛ぶビジネス書がなんと多いことか。。。)
キャラクタのドS設定も、対象者に実行を強制するという点でストーリー的に非常に自然。よくある、1の思想に感動して、最初っからやる気十分で実行します、ってどんなカリスマ性やねん!という突込みがいらない。1~2を理解させて、3実行を強制されて、結果が出て、初めてやる気が出てくるという、ある種自然な形で頭に入りやすかった。 -
タイトル通り、2時間ですんなり学べます。とくに好きだったのが解説パート。一文一文が簡潔明瞭にポイントを伝えていて素晴らしいです!整理ができなきゃ整頓(家庭では収納)にいけないことを、多くの人にビシッと知ってほしい…!!この表紙なら少しでも漫画orもう少し多めのイラストを期待したので、星1つ削りました。