怒りにとらわれないマインドフルネス

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479796985

感想・レビュー・書評

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  • 別の本でマインドフルネスを知り、実践しているうちに過呼吸をコントロールできるようになった。終わり!の宣言が大事なのを最近理解できるようになった。

  • マインドフルネス初心者に最適な本。起こった時、嫌な気持ちになった時など、心が動いた時に「今ココ」を意識するだけ。最初は怒っている時に、客観的に自分を見ることが難しいが、練習していると、その時は偶然やってくる。怒りの感情は6秒しか持続しない!!

  • どうもイライラしてしまい、結果自己嫌悪に陥るということを繰り返しているので、読んでみた。

    「いま、ここ」に生きることでネガティブ思想を手放し、ネガティブ感情を癒す「マインドフルネス」の思想を学び、怒りをコントロールするという内容。

    「マインドフルネス」という言葉はよく聞く。じっくり2回読んだけど、「マインドフルネス」の思想がしっかり理解はできなかった。
    取り入れようと思ったこと
    ・「悲しみをもとに怒りが発生していることがある。」確かにそうで、相手が期待に応えてくれない時に傷つくし、イライラする。これは明らかに自分の問題でなく、相手の問題なので、考えても仕方なく、悲しいという感情に置き換えられそう。相手にイライラするのではなく、悲しいという気持ちを伝える。
    ・「過去のことを思い出してイライラするのは本当に無駄。」『いま、ここ』を考える。
    ・イラっとするのは瞬間なので、瞑想するのは難しいが、意識を他に向けるために、ルーティーンを決めておこうと思う。いくつか紹介されていた中で、不審に思われずできそうなのは、「眉を上げる」「手を開く」この辺りをやってみようと思う。
    ・イライラの原因がはっきりしているときには、問題を先送りせず、解決するよう行動する。
    ・揉めてるときは、まず相手の話を聞いて、「そうだったんだね、でも私はこう思う」と伝える。

  • 2022.03.30 図書館

  • 怒りをもたないことは無理。うまくコントロールする。
    過去は悲しみ、今は怒り、将来は恐れ。
    怒りは快感、癖になる。
    自己肯定感が弱いと怒りがわきやすい。

    怒りのピークは長く続かない。最大10秒。
    マインドフルネスの頻度を上げる。

    腹式呼吸または胸式呼吸、どちらでもよい。
    お腹のふくらみへこみに集中する。
    マインドフルネス3秒ルール。
    隙間時間にできる。これの頻度を増やす。
    口角を上げる、と宣言して10秒深呼吸。

    怒りは、悲しみ恐れの2時感情。

    慈悲の瞑想=自分と相手の幸せを願う。

  • 傾聴とは何かも理解できた。

    なぜ怒りになるか、怒りの根本を見つけられることが大事とわかった。

  • 『怒りにとらわれないマインドフルネス』
    藤井英雄さん

    自分を客観視して、怒りのコントロールをする。
    具体例では、そんな上手いこといくかと思った事もあったけれど、自分の機嫌を自分でとるために、自分の怒りをコントロールしたい。

    〈以下、本文より〉
    ・怒りは現代人が持て余す本能の名残り
    ・「怒らない」ではなく、どう怒るかが大切
    ・自分を守るため、恐怖は怒りに変化する
    ・マインドフルネスとは、「今、ここ」に、生きるネガティブ思考を客観視して手放し、ネガティブ感情を癒すこと。
    ・「今、ここ」にリアルタイムかつ客観的に気づくことが第一
    ・元気を出したい時は1分間に120歩のペースでシャキシャキ歩く
    ・感じたことを客観視して、しっかりと自分主体で伝えることが何よりも大切。
    ・自分がどんな時に怒りやすいのか知っておくことは大切。5つの怒りの要因(①環境②体調③状況④一次感情が恐怖⑤一次感情が悲しみ)
    ・アンガーダイアリーをつける、何度も体験している怒りやイライラも意識的に、つまりマインドフルに見ていないと、自分がどんなパターンに弱いかを把握できないもの。
    ・慈悲の瞑想。(私が幸せでありますように。あの人もまた幸せでありますように。)
    ・『雨ニモマケズ』宮沢賢治さん
    雨にも負けず風邪にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けない丈夫な身体をもち、欲はなく、決して怒らず、いつも静かに笑っている…。

  • 怒りにとらわれる日常から解放されたく手にしたが、これで改善することはなさそう。
    抽象的・精神的な内容なのでどうしても難しいし、実践に移して効果が出ることもなかった。

  • 図書館本。息子の学校関係者から非常識な対応を受けたことで怒りがおさまらず読んでみました。私は、マインドフルネス=自分の内なる言葉と客観的に向き合うこと。と解釈してみましたが、できるだけマインドフルネスの頻度を増やすためにも、瞑想する習慣をつけていこうかなと思いました。

  • 後半がとても面白かった。
    マインドフルネスのことを解説しつつ、具体的にアンガーマネジメントにも活用できる方法や例を教えてくれる
    、ありがたい本(^^)

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著者プロフィール

マインドフルネスで幸せになる! マインドフルネスで幸せな社会を創る♪”をミッションに掲げる「心のトリセツ研究所」代表
精神科医・医学博士
マインドフルネス実践家・日本キネシオロジー学院顧問
マインドフルネスとは、「今、ここ」を生きることで、あるがままの世界を感じ、ネガティブ思考を手放してポジティブに生きるスキルである。あのGoogleがマインドフルネスを社員研修に取り入れたことで注目されている。
従来、マインドフルネスの習得には長期間にわたる禅や瞑想の修行が不可欠であったが、伝統的なマインドフルネス瞑想をもとに、日常生活のなかで手軽にマインドフルネスを習得できる、画期的なプログラム「3秒でポジティブになる! 心のトリセツ流・マインドフルネス入門」を開発し指導している。
さらにマインドフルネスとアサーション、傾聴を組み合わせたマインドフルネス・コミュニケーションファシリテーター養成講座を運営。
マインドフルネスとアファメーションを組み合わせ、効果を倍増した「ハッピー・リズメーション」を考案し、潜在意識から幸せを実現する「8週間ハッピー・リズメーションプログラム」なども行っている。
マインドフルネスに関する著書に、
『マインドフルネスの教科書』(Clover 出版)
『ビジネスマンのための「平常心」と「不動心」の鍛え方』(同文館出版)
『幸せオーラを引き寄せる ハッピー・リズメーション』(秀和システム)
そのほか、電子書籍『100 円で読む! 心のトリセツシリーズ』『マインドフルネス文庫シリーズ』がある。

「2017年 『マインドフルネス 「人間関係」の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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