- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479797388
感想・レビュー・書評
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人が動きたくなる言葉 ー
この表現自体が人の心を動かす強い力を持ってますよね。
言葉の力を鍛えて、言葉で世界を動かしましょう、という本。タイトル負けしない盛りだくさんな内容。
以下、心に残ったところの抜き書き。
これ以外に、naonaonao16gさんのレビューにコメントさせていただいた「イヤな人との付き合い方」も書かれています。
・多くの人がマンガを読む時代、オノマトペは人を動かす声のかけ方として積極的に使うべき。
・やらない理由を並べる人には、やるべき理由で対抗せず、やらない説明が終わったところで「でも…、やる」を意思を込めていう。
そして「さあ、やろう」と行動を促す。
・話を本のように組み立てる。何を聞けばいいか相手にわかりやすくするため、話の途中に話す内容の「目次」を挟み込む。聞くひとは「目次」で話の構成が掴める。できれば「目次」は質問形で入れる。質問形は相手の側に立った言葉だから伝わりやすい。
・話す内容の「タイトル」を最後につける。何を話したか
短い言葉でまとめると、聞いた方は「ああ、そうか」と納得する。
・スライドプレゼンはスライドが映らなかったことを仮定してプレゼンの練習をする。
・思いを「言葉」の形にするため、「何を書いてもいいノート」を作りできる限りたくさん書き込んでいく。
・「最高の褒め言葉」は相手に「気づいてなかったけど、私って〇〇なんだって思わせる言葉
・占い本は褒め言葉の宝庫
・敵を作らないために、いつも肯定文を心がける。
・夜の文章=自制心を失っている
朝の文章=自制が利いている
昼の文章=朝の文章に更にポジティブ表現を仕込む
・人を傷つけずに自分の意見を言う(断る)パターンは「ポポネポ」(ポジ、ポジ、ネガ、ポジ)か「謝罪・感謝・理由・代案」
・上から目線の人の話し方「肯定的な自己体験+現状批判」
→肯定的な自己体験を「失敗談」に変える。弱み語ることできつい言葉が「強い言葉」になる。
・若い人と話すときはプライバシーに触れるな
・励ましで嬉しい言葉は「なにか、困っていることない?」(+行動)
・リーダーの条件は「とことん喋らす能力」と「その話を短いフレーズにまとめる能力」 -
同じことを相手に伝えるのにも、話す順序や使う言葉によって、伝わり方は違ってくる。退屈な話になったり、思わぬ誤解を受けたり…。
そこで「言葉の力」によって、人も自分も心地よく行動できるための方法を探ってみようと思った。例えば、テスト前に「まだ勉強してないの。また悪い点とるよ。それでいいの。」と言われて「さぁ、やるぞ。」という気持ちにはとてもなれない。では、どんな言葉がやる気を起こさせるのか。
さまざまな立場の人の相談という形で書かれているので、とてもわかりやすい。会社の上司、商品のプレゼンをする人、就活中の学生、ブログをやっている人、母親など、自分と同じ立場のものはないが、似たような場面はいろいろ考えられた。
その上で、私が大切だと思ったことが二つ。一つは「人の言葉を自分の言葉になるまで咀嚼することで、自分流の、人を動かす力が完成する。」ということだ。具体的な場面での言葉を書き留めてみようと思った。二つ目は「言葉で人を動かすことも大切だが、言葉で自分を止めることも大切」ということだ。気になることを言われたときに、平気なふりをしつつ、何度もその言葉を反芻するクセはやめよう。これからは「その言葉で傷ついたよ。」と言おう。 -
うーん、自分的にはあまりヒットせず。でした。
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忙しくて、途中まで読んだり読まなかったりで読み終えるまでそこそこ時間がかかりました。それでも非常に読みやすく購入した時のことを思い出しながらの読了でした。
ケーススタディが多くて参考にしやすくまた読み返してみようと思います。 -
冒頭に、なんとなくこういう方向でしゃべります、ということを30秒程度でまとめるクセをつける。
一度書いた文章を眺めて、なくても通じる言葉を刈り取る気持ちを持つこと。
何を書いてもいいノートを作ろう。思いを言葉にするには、テーマを決めて、浮かんだ言葉を全部書いていく、心をスケッチする。できれば言葉だけでなく文章にする。そうすると自分の思いを正確につかまえることができる。
話が旨い人は心に浮かぶ思いを拾い上げてグループ化して、共通の言葉でくくることができる。思いが構造化されると話に深みをスケールがでる。社会に出ると、そのおしゃべりによって評価が決まり、価格が提示される。
毎日の中で自分の心の変化を観察すること。毎日欠かさずsnsを投稿すること。
占い本でポジティブシャワーをあびる。
人の言葉を自分の言葉になるまで咀嚼する。いいことばは暗記する。
なるほど〜しかしで反論する。なんでも書いてよいノートに思いを書き出し、グルーピングしていく。村上春樹「風の歌を聴け」あらゆるものから何かを学びとろうとする姿勢を持ち続ける限り、年老いることはそれほどの苦痛ではない。
数値に感情を入れる。心には動詞しか残らない。否定語ばかりだと、それがあなたの印象になる。文章は朝に送る。これに好感情を入れる。
「要するに、大したことじゃない」と言い放つ。無理にポジティブな言葉を使うのではなく、身体がよろこぶ言葉を声に出す。ごはんを食べて「おいしい」お風呂に入って「気持ちいい」布団に入って「あったかい」
感じた言葉ではなく考えた言葉を選ぶ。話というものは、相手が「得した」と思える内容を入れること。「何か困っていることない?」→「行動する」
トップは話さない、メンバーにしゃべってもらおう。
「とことんしゃべらせる能力」「その話を短いフレーズにまとめる能力」がリーダーの条件。「あなたが言いたかったことは○○ですね」
リーダーの結論の出し方①その結論の責任を背負うこと②その結論に至る知識や経験の裏付けがあること。 -
依頼の仕方が上手くないので読んでみました
勉強になりました -
ふわっとして刺さらなかった
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自分には文面が苦手だった。ネット注文したのでたまに合わないものも買ってします。
対話形式なので、イメージしやすさを求める場合は分かりやすいと思います。
合う合わないの世界。
おはようございます!
わかります、こっちからグイグイいくのではなく、若い人がこの人と仲良くなりたいな、と思える接し方をしないと...
おはようございます!
わかります、こっちからグイグイいくのではなく、若い人がこの人と仲良くなりたいな、と思える接し方をしないとですよね。
「大丈夫です」、否定に使いませんか?(笑)
わたしも使う時は「いや、大丈夫です」と一応大丈夫を否定したり、「大、丈、夫、です」と言ったりして大丈夫じゃないニュアンスは込めてます(笑)
若い人の「大丈夫」には否定のニュアンスを読み取れない時があります。
「飲みに行く?」と聞いた時とか、...
若い人の「大丈夫」には否定のニュアンスを読み取れない時があります。
「飲みに行く?」と聞いた時とか、普通に「大丈夫」って言われると「行ける」と言う意味に取るじゃないですか。「行かなくて大丈夫」とは受け取らないですよね。
若い人にはそういう使い方が増えている気がして…
ついていけません。
普通に言われる「大丈夫」は難しいですね…それこそ、声のトーンや目線とか、そういうのが大事になってきますが、人によってその発し方や...
普通に言われる「大丈夫」は難しいですね…それこそ、声のトーンや目線とか、そういうのが大事になってきますが、人によってその発し方や受け取り次第になってきますもんね(汗)
そのうち「大丈夫」という言葉の意味が変わってくるかもしれませんね。
日本語の曖昧さって嫌いじゃないしむしろ好きですけど、変化もするのでついてけませんね
「り」の一言で了解って伝わるなんて…