- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480022820
作品紹介・あらすじ
1970年頃から日本はアジアの低開発国に対する経済援助を活発に行ない始めた。そこで日本人は大きな歴史的誤りを犯した。それは、日本が求めてやまない「豊かさ」を、相手もまた同じように求めてやまないはずだというキメツケである。当時、日本政府からインドネシアに派遣された著者が、"援助する者とされる者"との「心のズレ」を自らの体験を通して鋭く綴った、日本とアジアを考える人びと必読の書である。
感想・レビュー・書評
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(1989.01.05読了)(1988.12.27購入)
援助する国される国
(「BOOK」データベースより)amazon
1970年頃から日本はアジアの低開発国に対する経済援助を活発に行ない始めた。そこで日本人は大きな歴史的誤りを犯した。それは、日本が求めてやまない「豊かさ」を、相手もまた同じように求めてやまないはずだというキメツケである。当時、日本政府からインドネシアに派遣された著者が、“援助する者とされる者”との「心のズレ」を自らの体験を通して鋭く綴った、日本とアジアを考える人びと必読の書である。
☆関連図書(既読)
「日本的力強さの再発見」飯田経夫著、日本経済新聞社、1979.04.12
「私の経済学批判」飯田経夫著、東洋経済新報社、1979.04.26
「豊かさとは何か」飯田経夫著、講談社現代新書、1980.6.20
「日本的活力社会の構図」飯田経夫著、日本経済新聞社、1981.05.12
「ゆとりとは何か」飯田経夫著、講談社現代新書、1982.05.20
「豊かさのあとに」飯田経夫著、講談社現代新書、1984.03.20
「成熟社会の行方」飯田経夫著、筑摩書房、1985.11.20
「日本経済はどこへ行くのか」飯田経夫著、PHP研究所、1986.11.18詳細をみるコメント0件をすべて表示