岩石生活入門 (ちくま文庫 ま 9-2)

著者 : 松村雄策

• 筑摩書房 (1989年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[Rocketman3さんの感想 · 2018年10月15日]

最初のほう、ロックと全然関係なく、物の怪ネタで「遠野物語か？」と思った(笑)。
全体的にはなじみのミュージシャンばかりではないのでそんなにぐっと来たわけではなかったけど、ピート・タウンジェントとジム・モリソンはよかったな。
「タウンジェント」「ミュージィシャン」の表記。

大のビートルズファンがジョン・レノンが殺されたのをリアルタイムに体験していて、それがこの本の全体を覆っていると後ろの解説に書いてあった。たしかにそうなんだろう。そしてそれはどんな気持ちになるんだろう？「何だかよくわからない」ってことだけど、なにがどんなふうによくわからなくなっちゃうんだろうか。

第二部は長野とロンドンの旅行記だけど、なんというか旅行の工程をだらだら書いて思ったことも書かれていて、まあそれが旅行記なんだけど、なんだかなーと思いながらも、読んでるとそれなりにおもしろかったりする。

でも再読はないか。

[rcnさんの感想 · 2010年3月18日]

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※再読
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就職できない時代の仕事の作り方

著者プロフィール

1951年東京生まれ。雑誌「ロッキング・オン」創刊に関わり、編集部を経て、歌手デビュー。『UNFINISHED REMEMBERS』他の作品を残し、文筆家として長く活躍。2022年3月12日、永眠。

「2022年 『僕の樹には誰もいない』 で使われていた紹介文から引用しています。」