ボ-ドレ-ル全詩集 (2) (ちくま文庫 ほ 9-2)

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (500ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480033925

作品紹介・あらすじ

文学の極限の扉をおし開く苛烈なポエジーの試み-未完の逆説としての散文詩集「パリの憂鬱」をはじめ、ハシッシュ・阿片・葡萄酒の効果を考究し、対する態度を省察する『人工天国』、さらに唯一の小説『ラ・ファンファルロ』など、「詩」の純乎たる光にひたされたテクストを収める。

感想・レビュー・書評

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  • 正直、ボードレールは過大評価されているのではないかという疑問が拭えない。「悪の華」はともかく、薬物の話題には全く乗れなかった。ただ彼の唯一の小説は読んでいて楽しかった。せめて評論の方は面白ければばいいのだが。

  •  下。

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著者プロフィール

シャルル・ピエール・ボードレール(Charles Pierre Baudelaire)
1821年4月1日パリ生まれ。6歳で実父を亡くし、翌年、母が軍人と再婚。1832年から4年間をリヨンで過ごし以後はパリ在住。19歳頃からユゴー、ネルヴァル、バルザックらと交遊。1841年、インド行の船旅に出るが途中で帰国。パリのサン=ルイ島で贅沢なダンディ生活を始め、家族による民事訴訟の結果、準禁治産者となる。1845年、最初の美術評論「1845年のサロン」刊行。1857年。韻文詩集『悪の華』初版を刊行するが、全100篇中6篇が風俗紊乱の廉で削除。1861年、新作32篇を加えた『悪の華』第2版を刊行。以後はおもに散文詩の制作を中心とし、計50篇が没後『小散文詩』として刊行される。1864年からベルギー滞在。1866年、ナミュールの教会の石畳に倒れ、失語症および半身不随となる。1867年8月31日パリにて永眠。詩の他に美術評論、文芸評論等、およびエドガー・アラン・ポオの仏語訳がある。

「2018年 『パリの憂愁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

シャルル・ボードレールの作品

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