カラダで感じる源氏物語 (ちくま文庫 お 39-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 93
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480037787

感想・レビュー・書評

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  • 「平安女子は、みんな必死で恋してた」あとがき記載本。

  • 「生きる」という視点から、古典「源氏物語」を再読させる「入門書」!

    所蔵情報
    https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list/detail?rgtn=074225

  • 解説:小谷野敦

  • 図書館で借りた本。
    源氏物語の主人公、光源氏は、実在の人物だ。
    と、勘違いしている人が意外と多い事に目をつけた作者は、五感を駆使してそのリアリティーを語る。

  • 源氏物語の五感描写と、平安の感覚や時代背景などを結びつけたエッセイ。「あれ? 登場人物達、大したことのない人なんじゃ」と思えてしまう。その「大したことなさ」が『源氏物語』のすごさってことなんだろう。

  • 「カラダで感じる」とあってしかも「源氏物語」となるとエロい想像をしてしまいそうですが・・・中身は全然違います。エロな話も多少はありますが、それよりもむしろ、病気ネタや経済事情について書かれているところの方が面白い。

  • 『源氏物語』の身体性、五感に関する著書。
    『愛とまぐはひ古事記』が面白ろかったので、こちらも購入。

    受験生時代、面白いなーと興味はあったものの、通り過ぎてしまった『源氏物語』を読んでみる気にさせてくれた一冊。

  • 急に読みたくなる一冊
    堅苦しくないのでオススメ

  • 高校時代に先生におススメされた本。読み返してみました。
    源氏物語はエロ本であるという衝撃的な本(まだ、あの頃は清かった)
    平安時代は怨霊と片付けられていた病気の話など、とても面白かった。
    ただこの本をよむには源氏物語を通読している必要がある。
    単語が難しいので原文は難しい方も多いだろうから、漫画などでよんでからトライしてほしい

  • 与謝野晶子と円地文子の訳の物語を読んだことがある。
    少しでも概要を知ってる者には、
    このエッセイはとても面白く読めると思う。
    全く聞きかじってない者は、
    読んでみようという気になるんじゃないかな。
    私も、心新たに、
    瀬戸内寂聴の源氏物語を読みたくなった。

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著者プロフィール

1961年横浜市生まれ。古典エッセイスト。早稲田大学第一文学部日本史学専攻。個人全訳『源氏物語』全六巻、『源氏の男はみんなサイテー』『カラダで感じる源氏物語』『ブス論』『愛とまぐはひの古事記』『女嫌いの平家物語』(以上、ちくま文庫)、『快楽でよみとく古典文学』(小学館)、『ひかりナビで読む竹取物語』(文春文庫)、『本当はひどかった昔の日本』(新潮社)など著書多数。

「2016年 『文庫 昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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