すぐそこの遠い場所 (ちくま文庫)

著者 : クラフト・エヴィング商會

• 筑摩書房 (2004年4月8日発売)

感想・レビュー・書評

[tocaさんの感想 · 2013年12月2日]

辞書の体裁をとった不思議な世界の物語。『クラウド・コレクター』とは姉妹編の関係にある。
図版や写真が美しいので眺めているだけでも飽きない。文庫版を買ってしまったけど、単行本の方が図版や写真を楽しめたかもしれないな。
両方、読了してから気付いたが、『クラウド・コレクター』を先に読んだ方が良かったかも……？

[Hiitanさんの感想 · 2013年5月29日]

睡魔のページを立ち読みして以来、ずーっと手元に置いて読みたかった本。あの時ほどのトキメキはないけれど、やっぱり好きな世界観。

[manmarumiyumoonさんの感想 · 2013年5月18日]

睡魔、雨師、ツブラディ/ツブラダ、夏の本・冬の本。まずは図書館でかりてみた。大好物だったのでクラフト・エヴィング商会を買い漁る。知人からも絶版を頂く。好きな小説をここぞというタイミングでプレゼントされるとこんなにも嬉しいのか。

[tadoriさんの感想 · 2013年2月3日]

架空の世界の辞書（の翻訳）。
人の空想を細部まで真面目に読むのには莫大なエネルギーが必要だ。
挿絵やレイアウトが綺麗なのだが、途中で疲れてしまった。

[masatosama1007さんの感想 · 2012年6月18日]

試みとしては評価できるが
それを作品としての面白さにまで昇華して欲しかった。

読書は作者のエゴを受け入れることで成り立つものだが
強烈な世界観の押し付けを受け入れられずに終わってしまった。
残念です。

[no73mさんの感想 · 2012年4月22日]

再読。『クラウド・コレクター』と対になる一冊。こちらは異世界アゾットについての事典という体裁。哲学サーカス、游星オペラ劇場……etc、アゾットについてのあれやこれやをより深く知ることができる。『クラウド・コレクター』と二冊併せて読めば、すっかりアゾットのとりこに。

[あめりか書院さんの感想 · 2012年1月23日]

好きだなぁ、この自由な発想。本の構成も内容も既存の概念に縛られてない。知性とかユーモアって精神的に自由な状況から生まれることが多いんじゃないかな。いつも心にアゾットを。真ん中になんにもなくたつていい。

[koume77さんの感想 · 2011年11月2日]

世界観は好き。

写真の具体的なイメージに引いた。
絵で描かれてあったら良いと思う。

[Cloverさんの感想 · 2011年10月15日]

クラフト・エヴィングの世界観が大好きです。
不思議な世界の不思議な出来事を写真や挿絵付きで説明してくれるので、
自分が不思議の世界に迷い込んだ気分になります。

[pallidusさんの感想 · 2011年7月24日]

らぶ。