- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480040015
感想・レビュー・書評
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はるか昔、単行本時代に読みました。
じつは、カミさんもはるか昔に読んでいて、つきあい始めたころ「なんでこんなマイナーな本をそろって読んでるか!」と盛り上がったものです。 -
自由恋愛の兆しの明治から紐解く男女観。
性は平等ではない。
男の攻撃性と女のもろさの宿命。
考えさせる問いかけと内容。
時代背景よりこの書の1970年代までつみあげる。
そこから40年経ってもまだまだ悩みどころな時代感覚。
恋愛というくくりの視野の狭さといかに向き合うか。 -
読了。5つ星にした。娘に読んでほしい。学校の授業の必須科目にあっていいと思った。40年前にかかれた本なんだと考えるともっと世の中に広まっていれば良かったのにと思う。図書館の書庫に置いているのはもったいない。坂爪真吾の不倫学の回答があるように感じた。
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実はこの本は大人向けの文庫でも
きちんと出版されています。
それぐらい、内容は大人向けの本とは
遜色のないものです。
なぜ、こんな挑発的(?)なタイトルが
ついているかは物語の最後を読めば
わかることでしょう。
その結論の前には
恋愛の歴史を変えた人物が出てきます。
その中には、女性の立場の向上を
訴え続けた女性も出てきます。
中にはそいつはないだろう、と思う恋愛も
でてきます。
女性の側に向いていない恋愛なんですよね。
典型的な旧態依然の夫婦のスタイルです。
本当に説明するのも難しい
恋愛という代物です。
つまりいえることは甘い時期はつづかねぇ。
それにつきます。 -
反省と安心と希望と納得。松田道雄さんは時代は古いが良い著作が多い。この本、復刻しないかなあ。