- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480058645
感想・レビュー・書評
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元リクルートで、杉並の中学校の校長先生を民間人ながら拝命した藤原和博さんの一冊。前々から興味はあったものの読む機会がなく初めて手にした一冊でしたが、ちょうどプレゼン、面接といったものを抱えている時期だったことも相まって非常に楽しく、そしてためになる内容でした。具体的なテクニックと言うよりはどちらかと言うと考え方なので、テクニックを求める方には少し物足りないかもしれませんが…。本棚に残る一冊になりそうです。
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残念ながら、と言う感じ。
プレゼンについての話のはずが、単なる自慢ってか、自分ごとの内容。
くどく感じた。
本人がもっとまとめて、話して欲しい。
読んでる最中に何を伝えたいんだろうと思うところが、多々あった。
めんどうな話しを聞いてる気分になった。 -
藤原和博さん著書の3冊目。
前2冊は、答えが一つでない問題に溢れる現代の生き方について書かれていましたが、今回の本は趣が全く違って、コミュニケーションスキルの教科書のようでした。
才能豊富な藤原流を窺い知るところもありますが、How to本を読んでいるようで、インパクトが少なかったです。 -
自分を外から見つめ直すためにと購入した書籍。
ネット、名刺など技術的な側面から自分を表現する大切さを説いているが、本書の重い白いのは、プレゼンというものの奥深くにある、文章の表現力やおもてなしの心といった精神的な面に言及している点である。というか、むしろそちらのほうをメインに書いている点で、他の表面的なプレゼンについての本とは一線を画している。
藤原氏の人間的なおもしろみや、先進性が随所に現れていて、読み物としても面白い。恥ずかしながら私は教育者としてメディアに出てきた頃からしか氏を知らなかったが、学校現場に出る前の、民間での活躍ぶりが十分に推し量れる一冊である。 -
事例や使用ツールは少々時代遅れだが(2003年発行)、考え方は現在でも十分通用する。
プレゼンテーションの主役は、そのプレゼンを行う「あなた(自分)」自身であることに、改めて気づかされる。
★印象的な言葉★
相手の頭の中にすでにあるイメージ構造をそのまま利用することが大切だ。
相手の頭の中にないイメージを作り出すには時間がかかる、つまりそんな企画や提案は通らないのだ。 -
結論、古い本だからかあまり勉強になりませんでした。
いかにもリクルート系の人が書いた本ですね。
全体として、自己をいかに相手に伝え印象を残すというものでした。ただし話が古くて陳腐に感じることも多々ありました。
チェックした点
・相手の気持ちを察する。
・マイナス部分を語るとエネルギーが入ってくる -
[ 内容 ]
印象に残る人と残らない人との違いはどこにあるのだろうか。
一度で決める自己紹介の方法、捨てられない名刺や挨拶状の作り方、必ず通る企画書の書き方、成功する接待・失敗する接待、外国人との交渉法など、二〇年にわたる自身の実践経験をもとに整理し、他人に忘れさせない技術としてのプレゼンテーションのスタイルを提案する。
[ 目次 ]
第1章 第一印象?たった一枚の名刺から
第2章 常に印象的な人であるために-ファックスや年賀状から始まる「社交術」
第3章 印象的なプレゼンテーションの実践-四行で自分をアピールすることと、四枚の企画書で企画を通すこと
第4章 物語るこころ-プレゼンテーションの出来を決める三つの法則
第5章 自分の放送局をつくる-デジタル音痴でも放送局を運営できる
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
期待は大きく裏切られた。
しかし、もちろん参考になる考えも発見できた。
相手にいかに印象を残して次へつなげるか。
名刺に点字を入れる(もちろん、きちんとした理由があって、点字を利用しているわけではない)ことであったり、外国人への接待を、マニュアルに頼らず、自分で考えること。
プレゼンについては3章、4章で学んだ。4章はもう一度読み直そう -
■2000年 9月発行の本書。「1999年」と聞くと、古くさい。「2000年」と聞くと、やや新しいかのようなイメージがある。
その「やや新しい」イメージでこの本を読んだのだが、「古くささ」を感じた。考えてみれば、当たり前のことだ。「2000年」って、なんせもう8、9年前なのだから。
確かに、その間で表装は大きく変わっている。しかし、それでも根底に変わらぬものがあることを学んだ。
■「印象的」というのが本書のテーマ。自分をどうやって印象づけるか。
印象的名刺、印象的年賀状、印象的プレゼンなど。
印象に残す媒体は大きく変化しているが、その基本的な技術は今でも十分通じるものがある。
それは「相手が欲する」ことを考えることだ。つまりは「思いやり」。相手の立場になって考えてみること。
多くの年賀状を受け取っても、大半は捨てる。しかし、自分だったら、どういう年賀状を残すだろうか。そういう考え方。営業だろうが、授業だろうが、接客だろうが、付き合いだろうが、すべてこれが活きてくる。
大事なものを図書館でふと手にしたものから学べたもんだ。 -
いかにして、印象を残すか。
名刺に凝ってみる。FAXを手書きにしてみる。キャッチコピーを派手にしてみる。自分のロゴを作ってみる。
人前で喋る時は、「起承転結」じゃなくて「転結起承」・「転転転結」で話す。人に言いたくなるようなキーワードを入れる。
そういう、色んな方法がありますよ、が書かれた本。
こういう努力怠りがちだからな。気をつけんと、俺。