頭がよみがえる算数練習帳 (ちくま新書 620)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480063212

感想・レビュー・書評

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  • さすが竹内薫の手による数学本、ハズレはないですね。色んなところでゲームの「レイトン教授」のことが頭をよぎりましたが、それだけ普遍的な基本問題ってことなんでしょうね。もちろん頭を柔らかくせんと手に取ったんだけど、その気構えもあって、思わず鉛筆片手に取り組んじゃいました。楽しかったです。やっぱり、ちょくちょく数字の問題にも当たっとかないとダメですね。

  • 算数の時代からの、筋金入りの数学嫌いの私。
    でも、この本を読んで、「もしかすると算数好きかも」と思えた。
    そうして、算数がちゃんと中学以降の数学につながっていくのだという理解もできた。

    いろんなやり方を、ああでもない、こうでもないと考えるのは割と好きだ。
    だから、いろんな解法を取り上げ、どういう発想なのかを解説してくれる本書により、多少頭が整理できた。
    そして、なぜ自分が算数ができなかったのかも、逆説的だけれどわかってしまった。
    まず時間がかかること。これでは授業についていけない。
    それだけではなく、考えたものをどう記録するか、もっと言えば図の形でわかりやすく記録することができなかったこと。これでは、せっかく考えたことが後につながらない。
    私のような子どもは、江戸時代の寺子屋なら生きていけたのかも?

  • 柔軟にモノを考え抜く力を鍛えるために、愉快にして(ほんの少々)手強い、選りすぐりの算数問題を用意。発想の境界線を突き抜けて、「しなやかな頭」のよみがえりを!
    ※算数は数学以上に難しい、そう思います。

  •  暇なときに解くと頭の柔軟体操になっていい感じです。p82ページの問題がいまいち頭に入ってきません…

著者プロフィール

たけうち・かおる サイエンス作家。1960年生まれ。東京大学教養学部教養学科、同大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻、理学博士)。フリースクール「YES International School」校長も務める。著書に『99・9%は仮説』(光文社新書)、訳書に『WHAT IS LIFE? 生命とは何か』(ポール・ナース著、ダイヤモンド社)などがある。

「2021年 『人と数学のあいだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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