寝床で読む「論語」: これが凡人の生きる道 (ちくま新書 622)

著者 :
  • 筑摩書房
3.28
  • (6)
  • (9)
  • (25)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 146
感想 : 21
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480063274

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • これで「論語」デビューしました。
    著者のゆったり、まったりしたキャラクターが
    とても魅力的で大変楽しく読むことができました。
    論語に興味を持つことができました。
    とくにバリバリのビジネスマンのかたは
    コーヒーブレークのつもりで読むと
    得られるものがありそうです。
    私のような論語が気になっているけど
    よくわからないって人にもお勧めですよ。

  • ----------------------------------------------
    ▼ 100文字感想 ▼ 
    ----------------------------------------------
    泣く子も黙る儒教の聖典、論語をこれほど平易な文章で
    解釈できるものかとおどろいた。大学教授とは思えない
    ゆる〜いスタンスが独特の雰囲気を醸し出す。人生に大
    切な事がギュゥッと詰った一冊。何回でも読み返したい。


    ----------------------------------------------
    ▼ 5つの共感ポイント ▼ 
    ----------------------------------------------

    ■人が自分を認めてくれなくても気にするな。それより
     自分がひとを理解できているかどうか気にかけよ

    ■あれこれ考えたりつべこべ言ってるヒマがあったら、
     とりあえずやってみよう。やることなすこといちいち理
     由をつける必要はない

    ■たとえ役に立たなくてもガッカリしないように。役に立
     てばそれでよし、役に立たなければそれもよし

    ■親を喜ばせることができなくて、誰を喜ばせることが
     できるだろう

    ■形式(数値が正常かどうか)よりも内容(楽しく生きて
     いるかどうか)のほうが大事だ

  • 凡庸な人間が、このありふれた日常を楽しくかつ自分らしく生きるために、
    本当のところ何が必要か、「ふつうの人間」である孔子はそんなことを説いて
    いる。再入門にもぴったり。肩の力を抜いて読む、等身大の自由訳「論語」。

  • 寝床で読もうとするものの、これを開くと寝ちゃうんです。

  • 孔子の『論語』はバカにはできない・・・。
    ハマりそう。

  • 県立図書館

全21件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1959年、福井県生まれ。東北大学文学部卒業。東北大学大学院修了。博士(文学)。現在、弘前大学教育学部教授。著書に『門無き門より入れ 精読「無門関」』(大蔵出版)『禅問答100撰』(東京堂出版)『龐居士の語録 さあこい!禅問答』(東方書店)『物語として読む 全訳論語・決定版』(トランスビュー)など。

「2020年 『哲学として読む 老子 全訳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山田史生の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
村上 春樹
三島由紀夫
村上 春樹
J・モーティマー...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×