寝床で読む「論語」: これが凡人の生きる道 (ちくま新書 622)
- 筑摩書房 (2006年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480063274
感想・レビュー・書評
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これで「論語」デビューしました。
著者のゆったり、まったりしたキャラクターが
とても魅力的で大変楽しく読むことができました。
論語に興味を持つことができました。
とくにバリバリのビジネスマンのかたは
コーヒーブレークのつもりで読むと
得られるものがありそうです。
私のような論語が気になっているけど
よくわからないって人にもお勧めですよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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▼ 100文字感想 ▼
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泣く子も黙る儒教の聖典、論語をこれほど平易な文章で
解釈できるものかとおどろいた。大学教授とは思えない
ゆる〜いスタンスが独特の雰囲気を醸し出す。人生に大
切な事がギュゥッと詰った一冊。何回でも読み返したい。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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■人が自分を認めてくれなくても気にするな。それより
自分がひとを理解できているかどうか気にかけよ
■あれこれ考えたりつべこべ言ってるヒマがあったら、
とりあえずやってみよう。やることなすこといちいち理
由をつける必要はない
■たとえ役に立たなくてもガッカリしないように。役に立
てばそれでよし、役に立たなければそれもよし
■親を喜ばせることができなくて、誰を喜ばせることが
できるだろう
■形式(数値が正常かどうか)よりも内容(楽しく生きて
いるかどうか)のほうが大事だ -
凡庸な人間が、このありふれた日常を楽しくかつ自分らしく生きるために、
本当のところ何が必要か、「ふつうの人間」である孔子はそんなことを説いて
いる。再入門にもぴったり。肩の力を抜いて読む、等身大の自由訳「論語」。
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寝床で読もうとするものの、これを開くと寝ちゃうんです。
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孔子の『論語』はバカにはできない・・・。
ハマりそう。 -
県立図書館