- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480063397
感想・レビュー・書評
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経済書にしては、読み易く、わかりやすかった。
もちろん、読み飛ばしもあるけど…。
130 現代の金融
金→ポンド→ドル と、権威がシフト
242 市場機能3つ
エネルギー、エクイティ、エコロジー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マネーゲーム自体に全く興味がないが、本書の紐解く中国経済とドルの関係(新興国の外貨準備戦略の章)は、新たな視点を持つのに役立ったように思う。
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(後で書きます)
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普段、何気なく利用している通貨
お金は昔も今も未来も変わらず形として存在するのですが
その内面はまさに日々変化している印象を受けます。
欧州が通過をユーロに統一したように今後、東アジアでも共同体が進み通貨統一もありえる話に思えます。
そして欧州の島国、通貨プライドの高い英国がポンドを捨てれずに取り残された感があるのと同様に
東アジアの島国、日本も取り残される可能性があります。
米国は共同体を嫌い、そして日本には米国依存リスクが強いという理由で・・・。
読んでいて思うことは
ドルも円も、そしてユーロにもどこかで弱みがあって完全なる通貨はなく今後も有り得ないのだと感じる。
ドルと共に円が沈むシナリオがホントは仮説なのだが現実的でもある。
まるで不安ばかりの将来にも見えるが
最後のほうにある「投資立国への道のり」はまさに日本の進むべき未来であると確信する。
それも個人レベルで賢明なる投資家の育成が大事になっていくだろうし
より良い商品、より良いサービスを証券会社が提供するのはもはや至上命題である。
国家戦略としても世界最高の金融サービスを目指すべきなのではないでしょうか? -
ちょっと昔の本だけど、分かりやすくて面白かった。
もう一回整理してみる。-
2011/09/08
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難しかった!
時期尚早だった。もうちょっと勉強してから読んだほうがよかった・・・。
宝の持ち腐れです。 -
[ 内容 ]
9・11事件後、国際金融の舞台では、不気味な変化がゆっくりと生じている。
金や石油の価格が乱高下し、巨大ファンドやM&Aが世界経済を波立たせ、中国、インド、ロシアなど新興国の市場が勢いを増している。
国内市場に目を転じれば、貯蓄から投資への動きが加速し、金融市場の見慣れた風景ががらりと変わった。
こうした変化をもたらす要因とは何なのか?
マネーの潮流はどこへ向うのか?
それは社会にどんな影響をおよぼすのか?
現代を金融の歴史のなかに位置づけなおし、6つの視点から「失われた10年」の「次」を読みとく投資家および市場関係者必読の書。
[ 目次 ]
第1章 投資時代への期待と幻想-資産運用の環境変化
第2章 ポスト不良債権時代-銀行主導時代の終焉
第3章 経済社会を動かすファンド-「ファンド主義」は定着するか
第4章 米国型金融システムの揺らぎ-強さと脆弱さの危うい均衡
第5章 多極化へ動き出すマネー社会-多様化する国際経済
第6章 金融と社会との対話-金融は役立っているか
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
現代の国際経済、金融の主要キーワードがよくまとめられている良書と思う。金融の意味について考えるきっかけとなる。
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倉都さんの本ということで何となく読み進めてみたが、難しい…完全に自分の勉強不足だが、専門用語がバンバン出てきて、ほとんど理解出来ず。ただ、ある程度金融の知識がある人にとっては相当良い本かと。そんな予感がします。勉強しなおします。
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いいよ、これ。
金融に進む人なんかぜひ。