ウェブで学ぶ ――オープンエデュケーションと知の革命 (ちくま新書)
- 筑摩書房 (2010年9月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480065674
感想・レビュー・書評
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調べたいものは何でもウェブで調べる時代、
フリーの授業動画なんかがあってもいいんじゃないかと常日頃から思っていましたが、あるのですね!
といっても、アメリカなど外国のものが多く、イスラエルなどは、このフリーのネット学習だけで試験さえパスすれば学士が認められるという!
日本は出遅れておりますね、、、残念です。
本書は、自分の為にお金を使うことが出来ないけれどまだまだ学びたい人(私のような専業主婦など)にとっては、希望の光です。
その前に、ネット講義を受けるための英語を身につけねば!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第2週 1/18(水)~1/24(火)
テーマ「学ぶ」こと・「働く」こと
↓貸出状況確認はこちら↓
https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00172273 -
図書館で借りた。
オープンエデュケーションは現在どのような状態にあり、それはどのような背景を持って始まったのか、これからどのように発展していくか、を対談しながら考えている。
MITのオープンコースウェア、ライス大学のオープンテキストブックのコネクションズ、色々なインターネット大学、Web上で学ぶための道具がどれだけあるのかを見せつけられる内容だった。
日本でも講義を公開している大学はあるが、数の上では英語で公開しているものとは比べ物にならない。これからも学び続けようと思うとどうしても英語が必要になる。その英語をもWeb上で学ぶことができるが、本の中でも触れられている「人は弱い」「強制力をどこで持たせるか」という部分でつまづく人が多いように思う。
自分がつまづかない学び方を実践して探していくのは大変そうだが、職にあぶれないためにも何とかしないといけない。
これだけ環境がと整った中で自分はどう学んでいこうかを考えてしまう。 -
なぜ評価を高くしたかといえば、
「高まる」本だから。
ウェブがどうこうよりも意識が高まるからこれは読んだほうがいいかもしれない。
梅田氏の本をある程度読んだから分かるが、彼の思想のベースにあるものが本書においても一貫して流れている。 -
高速道路とけもの道。
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持っている情報をオープンにすることで、作り手が思ってもみなかった受け手を見つけることができる”未知との遭遇”・・・みたいな文脈が、今仕事で進めていることにぴったりはまった。
内容は直接仕事と関係ないけど、面白かった。
一日で読みきったなんて久しぶり。 -
対談の文章が主です。
対談の文章というのはあまりまとまりが無く、かいつまんで読むというのがしにくく、深く文章に入り込んで読む必要があるので苦手なのですが、この本も苦手の分類に入りました。
しかし今までの「学ぶ」ということの意味を広げてくれる、ウェブの可能性を見せつけられました。可能性を感じただけなのであまりためになった内容では無いのですが。 -
「ウェブ進化論」で有名なシリコンバレー在住のITコンサルタント、梅田さんの共著。インターネット上での「オープンエデュケーション」を通じて、「グローバルウェブ」の本質を検証するという内容。
日本人として日本にいると「グローバルウェブ」ってあまり意識しないけど、梅田さんの著書を読むと、アメリカを中心とする世界でのウェブの進化に気づかされる。今回もそんな内容。 -
●ジョブズ(iTunes Uを無料プラットフォーム化)
「シリコンバレーの存在理由は『世界を変える』こと。『世界を良い方に変えること』をやり遂げれば、経済的にも信じられないほどの成功を手にできる」
●オバマ(オープンエデュケーションを推進)
「グローバルに職を求めて競争する準備のために教育がある。今のアメリカの多くの学校は、その準備ができていない」
この二つのキーメッセージから、要約が導けそう。
オープンエデュケーションの進展については、まったく無知でした、すごいことになってます。いってみたいページが満載でした。