- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480065780
作品紹介・あらすじ
「学び続けることの中に人生がある」-二千五百年もの間、読み継がれ、多くの人々の「精神の基準」となった古典中の古典を、すっきり読めるかたちで現代語訳。温かく、刺激的で、ときには厳しく、ときにはユーモアが漂う孔子の言葉。本書を開けば、いつでもどこでも、生き生きとした精神に出会うことができるでしょう。つねに手の届くところに置いておきたい一冊。
感想・レビュー・書評
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1日1日音読したり、これはいいなって思った言葉はメモしておかないと、膨大な情報と思想の海に溺れてしまう。
図書館で借りたので、一冊買って、時間をかけて自分に染み込ませる必要があるなと感じました。
一読では、やはり濾過装置が粗いせいか残るものも少なくなってしまい悔しい!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2017.11.10ブックいとう300円
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若造すぎるからか、
この手の本はこれからまた手元に来るタイミングで
見返してみたい。
とりあえず考えすぎて止まるのではなく、
行動して沢山経験をしたい。 -
自己啓発本として、日々をより良くするための教えとして読んだ方が良さそう。(一日一文読むなど)
語弊を伴ってしまうが、他の自己啓発本は冗長に話を逸らしたりすることがあり、読みづらい。
だが本書はとても歯切れが良く何を伝えたいのかが明確に伝わってくる。
ただ、会話や、孔子の人物像や思想が列挙されているので、少し疲れる部分があった。
孔子が素晴らしい人物ということは読んでいて感じた。弟子などが尊敬している理由も分かる。
模範的な、正しい人間と呼べるほどに徳があるというか、言葉を聞いていく度に、私の中の強張っていた感情が溶け出すような感じだった。
また、齋藤孝の現代語訳がとても分かりやすくて助かった。古典の独特な言い回しが苦手な私でもスラスラ読めた。()の中の説明も解釈を助ける。 -
なんでその話を後世に残したかったの?
的な話もあって面白かったです。
「内から出たまごころである〈忠〉と、うそをつかない〈信〉を、生き方の中心にし、自分より劣った者を友人にはしないように。もし自分に過失があれば、ぐずぐずしないで改めなさい」 -
わかりやすい分、さらに自分の言葉に落とし込んで理解を深めたくなる。書き込みたいので手元に置いておきたい。
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自分の利益を追い求めすぎる人間は足元をいつかすくわれるとの言葉は、当たり前だが、再確認できるところがあると思った。
勉強をし続けないと腐ってくって言葉に感銘を受けたし、その通りだと思う。その勉強というのは広義な意味での勉強で、その意味では自分はまだまだ勉強不足だし、たくさん本を読んで、たくさんの価値観、考え方、知識を知って勉強をしづけていきたい。
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古典の中の古典であり、この世のあらゆるハウツー本や「あるべき姿」の原点になっている本
2500年前から本質は何も変わっていないのだなぁと実感する。
この本には一部しか書き下し文が載っていないので、漢文を読むように畏まった準備は必要ないが、独特のリズムを感じるには少し足りないか。
人として目指すべき「仁」、「君子」とは何たるべきかを学び、自分の行いを振り返り、改めたくなる。自分の行いは徳を積む行為なのだろうか…と振り返ること、学び続けることを続けていきたいと思う。 -
孔子の言葉を集めた「論語」を斎藤先生が現代語訳(意訳含む)した1冊。2000年以上も前の言葉が今もなお生き続けており、いつの時代も本質的なことは変わらないと気づかせてくれる。